商品のパッケージ設計を担当。 パッケージを通じてブランドの世界観を表現することを常に意識して、魅力や期待感をお客さまにお届けしています。

コーセーに入社する前は他の化粧品会社で今と同じパッケージの設計に携わっていました。そんな中、SNSで目にしたDECORTÉの高級感溢れるパッケージに魅了され、自分もこのようなパッケージ制作に携わりたいと思うようになりました。また、コーセーはインハウスデザイナーがパッケージデザインをしているので、デザイナーとの距離が近くクリエイティブなプロセスにも積極的に参加できる環境を魅力に感じ、コーセーへの入社を決めました。

入社してから現在まで、パッケージ(箱)の設計開発をメインに担当させていただいています。
ブランドとしては入社後は憧れだったDECORTÉを担当させていただきました。その後現在までに、ONE BY KOSÉや雪肌精、Prédiaなど幅広いブランドの箱設計を担当させていただいています。

商品コンセプトが決まったらデザイナーと打ち合わせをして、箱の材質・形状・加飾などの方針を決定します。その後、仕入先様へ仕様や構造イメージを共有してコスト提示や仕上がりサンプルを作成してもらい、方向性に問題ないかを確認します。最終的にはデザイナーが作成したデザインと仕入先様が提示したコスト・サンプルをもって仕様を確定させ、試作を行い化粧品箱として具現化していきます。

ブランドや商品の魅力をパッケージに具現化することができるのが私の仕事です。そんな自らが手がけた化粧品を手にとり、喜んでくださるお客さまの姿を見ることが大きなやりがいです。

今までで一番苦労したDECORTÉの商品が発売された際に、その発売イベントを訪れました。そこではビューティコンサルタントが自信をもって商品を提案している姿を見たり、行列でワクワクした気持ちで待っているお客さまを見ることができ、頑張ってよかったと嬉しく思いました。

パッケージはお客さまに対する商品の第一印象となるため、そのデザインを通して商品の期待感を最大限に高めることが重要だと考えています。
また、コーセーの化粧品はもちろん内容物に絶対的な自信はありますが、その内容物の効果をデザインを通じて高めたお客さまのわくわく感と融合させることで、さらに化粧品価値を高められると思っています。
そのため、コストの都合上、実現困難なデザインもありますが、それをいかに実現するかをデザイナーや仕入先様と一緒に検討することで、限られたコストで最大限の魅力を発揮する仕上がりに出来たときは達成感があり、それが大きなやりがいとなっています。

商品デザイン部は新規パッケージ開発への投資を積極的に行っているため、自分が作りたいと思った新しいパッケージを開発テーマとしてそれを具現化してくことが出来ることが魅力的だと思っています。
個人的には今はパッケージの中でも箱の設計を担当させて頂いているので、今後は容器の設計にも携わりたいと思っています。
私は化粧品が好きでコーセーの化粧品もよく使用するので、容器設計に携わる際はその時感じた改善点などを自分なりに容器設計開発に活かして、いつかは世間で話題になる容器を世に送り出したいと思っています。

マス向けから百貨店ブランドまで、幅広いジャンルの商品を担当できるのがコーセー商品デザイン部の大きな魅力です！難易度の高いデザインの実現にも日々チャレンジしています。

ドラックストアに展開しているマスブランドから百貨店などで展開するハイプレステージのブランドまで、幅広いジャンルの商品を担当出来ることがコーセー商品デザイン部の魅力だと感じています。私も入社してから様々なブランドを担当させていただいたことで、今までになかった価値観を身に着けることができ、その都度パッケージ設計に活かせられていると実感しています。

コーセーはインハウスデザイナーがデザインをしているので、求めるデザインがコストや技術の問題から実現が難しいとなった場合は、デザイナーと一緒に品質とデザインの両面で最適な仕様を検討することができます。そのため、優先順位をつけてゴールを決め、そこに向けて調整していく能力は身についたと思っています。また、難易度の高いデザインを仕入先様やデザイナーと一丸となり実現できた際は部内での設計ノウハウとしても培われることになるので、常により魅力的なデザインの実現に向け、チャレンジすることを恐れず取り組むようにしています。