情報統括部 – 2020年入社 | 先輩社員紹介 | 新卒採用 | 総合職採用

偶然参加したコーセーのイベントで、
自分のやりたい事と出会い、
入社を決意。

情報統括部
2020年入社

売上データや店頭の顧客データなどを集約したデータ分析システムの開発・運用を行なっています。その他に、自然言語処理や画像処理などのプロジェクトに参加することもあります。

専攻していた情報系の知見を活かし、お客様が喜ぶ姿を間近に感じられる点を魅力に思いました

人に喜んでもらったり、驚いてもらうことが好きで、そのための手段の一つとして情報系の技術が好きでした。人の感情に興味があり、大学の研究でも人の脳波を研究していました。そのため「人に喜んでもらえるものづくり」と自身の専攻である「情報系」を軸として就職活動をしており、偶然コーセーのIT総合職の募集情報を目にし、イベントに参加しました。そこで、自分が作ったシステムを利用するエンドユーザーが社内という身近であることに非常に魅力に感じたこと、お会いした社員の方々の学生への接し方が非常に丁寧だったこと、そして自分が学んでいた機械学習系の人材を必要としていることが決め手となりコーセーに入社しました。

入社後、研修期間を経て、データ分析システム「KOMPAS」の開発・運用に携わることになりました。それ以降、自然言語処理を使用したデータ分析業務や画像処理を使用するプロジェクトに参加することもありました。現在はKOMPASの開発・運用と自然言語処理の業務を行いつつ、そこから派生して様々なデータベースを接合する業務に触れることが多くなっています。

エクセルで管理していたものをシステム化。社内から喜びの声が沢山届きました

海外ECの実績取り込みシステムの開発が印象に残っています。開発前はExcelで実績管理をしていたのですが、このシステムによってフォルダ下にExcelファイルを配置すると自動で日次ごとにExcelからデータベースに取り込み、ユーザー側で実績を閲覧できるようになりました。ユーザーレビューの中で「便利！」と声を頂けたとき、自分はこのときのためにエンジニアになったんだと実感できるほど嬉しかったことを覚えています。現在はユーザーと直接接する機会が減ってしまいましたが、同部署の方と仕事をする機会が多く相手が仕事に取り組みやすい方法を考えながら、それを形作っていくことにやりがいを感じています。

今後は、現行のシステムでは見えてこない社員の実績を、データ分析によって明らかにしたいと考えています。例えばある店舗の売上が向上した場合、その数値は営業の方、ビューティコンサルタントの方などの力に加え地勢的な変化など様々な因子の影響があると考えられます。これらの因子を一つひとつ地道に効果検証し、これまでシステムや制度の限界で評価されていなかった方も評価を受けるような枠組みを作れたらと考えています。

若手からチャレンジできる場が多く、多くの知識を吸収できています

コーセーの仕事を通して身についたスキルは大きく2つあります。１つ目は「データサイエンス周りの知識・スキル」です。業務にてテーブルデータや書類データ、更には画像データなどを扱うため自然言語処理と画像処理のスキルが必要となりました。大学では脳波など生体信号を扱っていたのでここのスキルはほぼ持ち合わせていませんでした。0から勉強するのは苦労しましたが、苦労しただけの基礎は得られたと思います。２つ目は「データベース周りの知識」です。KOMPASでは様々なデータベースから情報を抽出、接合するのでSQLという言語を使用します。データ分析を行うためにはまずSQLでデータベースから望みのデータを抽出する必要があるので、データベース周りの知識を習得することができ本当に良かったと思います。

そして現在、これら２つのスキルを用いてデータの分析を行う業務を行うことがあります。入社する前では、データベースからデータを抽出することも抽出したデータから自然言語処理を駆使して分析を行うこともできなかったので、入社してから確実に成長していることを実感できました。

ある一日の流れ