注目の成分「PDRN」とは?期待できる効果や選び方を解説

注目の成分「PDRN」とは?期待できる効果や選び方を解説

美容業界で、近年頻繁に耳にするようになった成分のひとつが「PDRN」です。もともとは韓国の美容施術で注目されてきた成分ですが、現在では市販のスキンケア製品に配合されることも増えてきました。しかし名前は知っていても、どんな成分か詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、PDRNの基本的な特徴から期待できる効果、選び方のポイントまで解説していきます。

PDRNとは?注目される理由

注目の成分「PDRN」とは?期待できる効果や選び方を解説

注目の成分「PDRN」とは?期待できる効果や選び方を解説

「PDRN」とは「ポリデオキシリボヌクレオチド」の略称で、DNAの断片から作られる成分です。主にサーモンの精巣由来のものが主流でしたが、近年では植物由来のものも登場しています。

もともとは医療分野を中心に研究されていましたが、韓国などで美容施術に活用されるとその効果から広く注目を浴びるようになり、市販の製品にも配合されるように。韓国コスメからはじまったトレンドが、いまや日本でも広がりを見せています。

PDRNに期待できる主な効果

PDRNをスキンケアに取り入れることで、さまざまなメリットが期待できます。代表的な効果をみていきましょう。

肌にうるおいをあたえる

PDRNには、肌内部のヒアルロン酸の産生を促すはたらきがあるといわれています。角層に水分を抱え込むヒアルロン酸が産生されることで、角層自体の保水力が高まりバリア機能がアップ。肌のかさつきや乾燥による小じわ、くすみなどの予防に役立ちます。

毛穴の目立ちにくい、ハリ・弾力感のある肌へ導く

肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを産生する、線維芽細胞のはたらきを活性化させる作用も。肌のハリ・弾力が保たれることで毛穴も目立ちにくくなり、なめらかな肌印象にもつながります。

透明感を高める

ターンオーバーの乱れは角層肥厚や血行不良を招き、くすみの原因に。PDRNには肌のめぐりをサポートするはたらきもあるとされ、透明感のある健康的な肌印象が期待できます。

PDRN配合化粧品の選び方

さまざまな効果が期待できるPDRN。配合された製品を選ぶ際にチェックしておきたい、いくつかのポイントをお伝えします。

PDRNの種類で選ぶ

先述の通りこれまではサーモン由来のものが定番でしたが、最近では植物性(ヴィーガン)のPDRNも登場しています。どちらにもそれぞれの魅力があるので、肌の状態や目的に合わせて選ぶといいでしょう。

【動物由来のPDRN(サーモンなど)の特長】
・人のDNAに近いとされ、美容施術でも活用されている
・コラーゲン産生サポートによる、肌のコンディションキープを目的とした製品に使用されることが多い

【植物由来のPDRN(高麗人参、緑茶など)の特長】
・使用感がおだやかで、肌への負担が少ない傾向がある
・低分子なので、安定性と肌なじみに優れている

PDRNの配合濃度をチェック

市販の化粧品におけるPDRNの配合濃度は、0.1〜1%程度が一般的です。濃度が高いほど効果が期待できる一面もありますが、何より大切なのは自分の肌質や求める効果に合わせて選ぶこと。初心者や敏感肌の方は0.2〜0.5%の低〜中濃度からはじめ、集中的にケアしたい方や使い慣れた方は0.5〜1%以上の高濃度タイプを選ぶといいでしょう。

製品によってはPDRNの配合量を「ppm」で表記していることもありますが、10,000ppm=およそ1%と考えるとわかりやすくなります。

相性のよい美容成分が配合されているとベター

PDRN単体でもさまざまな効果を得られますが、相性のよい美容成分が配合されていれば相乗効果が期待できます。相性がよいとされる成分の一例は下記の通り。肌の状態や悩みに合わせて選んでみてください。

・ヒアルロン酸、セラミド:肌の水分を保ち、保湿効果を高める
・レチノール、ペプチド類:肌のハリ・弾力を底上げ
・ナイアシンアミド:毛穴目立ちをケアし、バリア機能をサポート
・ビタミンC誘導体:キメを整え透明感アップ

PDRNの効果を引き出すためには、
スキンケアの基本を意識することも大切

PDRN配合コスメを使うなら、その魅力を存分に体感したいもの。そのためには、スキンケアの基本を見直すことも大切です。この機会に、普段のスキンケア習慣をブラッシュアップしましょう。

継続使用が重要

美容成分全般にいえることですが、PDRNも一度使っただけで劇的な変化を感じられるものではありません。製品ごとの説明に従うことを前提としつつ、基本的には朝晩の1日2回使用し、ひとつの製品を最後まで使いきるようにしましょう。

保湿と紫外線対策を徹底する

せっかくPDRNでケアしても、うるおいが不足した状態や紫外線ダメージを受けた状態では元も子もありません。PDRNだけに頼らずきちんと保湿し、天気や季節にかかわらず紫外線対策を欠かさないようにしましょう。

まとめ

最近話題のPDRNは、うるおいやハリをあたえ、透明感のある美肌の土台を底上げしてくれる存在。トレンドとして一時的に取り入れるのもよいですが、せっかくなら継続的に使用するのがおすすめです。自分の肌に合った製品を見極め、理想の肌に近づくための味方として活用してみてはいかがでしょうか。