先輩社員紹介営業推進部 – 2014年入社
化粧品業界や商品の知識獲得には、営業の第一線を経験することが一番の近道。
私は理系の大学院出身ですが、就職活動では理系職と文系職の両方に応募していました。広くさまざまな業界を見ていく中で、コーセーは職種を越えたジョブローテーションもあり、ゼネラリストを育成する環境が整っている上に、若手でも実績と能力次第で大きな仕事を成し遂げられる可能性がある点に大きな魅力を感じ、入社を決めました。
入社後は、営業職として京都支店に配属となりました。私は、女性社員に比べるともちろん化粧品に対する基本的な知識は不足していましたが、お取引先の店舗を訪問するうちに、業界の動向はもちろん、商品知識やビューティコンサルタントの販売活動など短期間で多くのことを学べました。
振り返ると、京都支店時代には、苦労したことも楽しかったこともさまざまありましたが、最も印象に残っているのは年度末のある出来事です。年間売上目標の達成が難しいと見込んでいた担当店舗と、最後の追い込みで、売上や施策について毎日のように連絡を取り合った結果、残りわずか数日というギリギリのタイミングで目標を達成することができました。土日だったにも関わらず、ビューティコンサルタントから私に直接報告の電話があり、店舗の皆さんと喜びと達成感を共有できたあの瞬間は今でも忘れられません。
全国の営業を統括する部署なので、第一線の営業職社員のモチベーションを左右する責任ある仕事です。
2016年に本社・営業推進部に異動となりました。全国の支店営業を支援、推進する役目を担う仕事ですが、京都支店での2年間の営業経験が非常に役に立っています。どんな仕事でも、常に支店で活動する営業職の姿を思い出しながら取り組んでいます。
具体的な業務の一つに、ビューティコンサルタントの店頭活動の集計と分析があります。店頭活動とは来店されたお客さまへのお声かけやタッチアップ、肌診断などを指しますが、店頭活性化を図るためにビューティコンサルタント一人一人に目標値を設けています。私はこの目標に対する結果を支店の営業メンバーに対してフィードバックし、レビューを送っていますが、第一線で活動する支店の営業職や、ビューティコンサルタントのモチベーションを上げられるように、情報発信の方法も注意を払っています。
また、毎年、年末にかけては営業推進部から、次年度の「営業政策」を各支店に発信していますが、この業務も私の所属する部署の担当です。展開する活動や施策の内容や優先順位を少しでも伝え間違えると、全体的に大きな誤解を生み、それが業績に影響を及ぼすことにもなりかねません。それだけに営業政策の作成は何にも増して細心の配慮が必要です。
「業界の新常識」と言われるような大きな改革をこの手で成し遂げたい。
現在の部署に異動してきてまだ1年目で、確実に業務を遂行することが最優先なので、新たな挑戦や提案までにはなかなか至りませんが、2年目以降は自分なりの考えを提案できるようになりたいです。将来的には会社の売上に大きく貢献するようなヒット商品を企画したり、会社の利益を大幅に改善できるような体制やシステムを構築するといった業界の新常識を打ち出したと評価されるような大きな仕事を成し遂げたいと思っています。
また、社内のさまざまな部署や仕事を経験して広い視野を備え、困難に直面したときでも最適な選択ができる人材として会社に貢献できるようになりたいです。
ある一日の流れ
9:00 | 出社。メール、社内掲示板、ウェブニュースなど確認 |
9:30 | 全国の支店にフィードバックするデータの処理、分析 |
11:00 | ビューティコンサルタントの年間表彰に関する打ち合わせ |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 営業政策に関する打ち合わせ |
15:00 | 支店からの問い合わせに応対 |
17:00 | 引き続き、営業政策を検討し、資料作成 |
19:00 | 退社 |
ジム・フットサル。
体を動かすと気持ちも体も健康になります!
就職活動中の学生へのメッセージ
就職活動は、さまざまな会社を知ることができる貴重な機会ですから、できるだけ多くの業界に足を運び、知見を広めてみてください。社会人になってからも大いに役立つはずです。入社後はどうしても他業界のことに疎くなり、 “会社人間”になってしまいがちですが、仕事をする上で社外のことがヒントになることは多くあります。時間と体力の許す限り、就職活動中の今しかできない経験を、少しでも多く積んでほしいと思います。