冬の肌がどんよりとくすむ原因は?透明感を取り戻すケア方法を解説

冬の肌がどんよりとくすむ原因は?透明感を取り戻すケア方法を解説

冬になると、いつにも増して顔色がどんよりと暗く見える…そんな「くすみ」を対策するためには、原因を理解して冬に合わせた対処をしていくことが大切です。今回は、冬にくすみが目立つ理由から適切なケア方法、日常生活で実践できる対策まで解説していきます。メカニズムを理解して対策し、冬でも輝くような透明感のある肌を手に入れましょう。

冬に「くすみ」が目立つ理由

冬の肌がどんよりとくすむ原因は?透明感を取り戻すケア方法を解説

冬の肌がどんよりとくすむ原因は?透明感を取り戻すケア方法を解説

冬に肌がくすんで見える場合、季節ならではの要因がかかわっていることも考えられます。冬ならではの原因や、肌がくすむ仕組みを理解しておきましょう。

肌の表面が乾燥し、キメが乱れると光を均一に反射しなくなる

健康な肌は角層が整然と並び、きめの整った状態を保っています。なめらかな肌表面は光を均一に反射するため、透明感が生まれるという仕組みです。

しかし肌が乾燥するとキメが乱れて凹凸ができ、光を均一に反射しにくい状態に。乾燥によるツヤの低下も相まって、透明感が損なわれてしまいます。冬にくすみが起きやすいのは、温湿度の低い外気や暖房による乾燥の影響が大きいからと考えられるでしょう。

血行不良によるターンオーバーの滞りもくすみを悪化させる

通常、肌の細胞は約28日周期で生まれ変わるとされていますが、冬になると気温の低下から血流が悪くなり、肌の代謝もスローになりがち。肌から血色感が失われ、ターンオーバーの乱れによる古い角質が肌に蓄積し、透明感のない印象が増してしまいます。

冬の肌に必要なのは、うるおいを抱え込む力

冬に起きがちな乾燥くすみを解決するための基本は、保湿ケアを徹底すること。しかし、ただ水分を与えるだけでは一時的な対処に過ぎません。肌の深部まで水分を届け、長時間キープする仕組みを作ることが重要です。肌自らがうるおいを抱え込む力を高めれば、乾燥にもゆらぎにくい状態をキープしやすくなります。

そこで注目されているのが、お米から生まれた有効成分「ライスパワー®︎No.11」。単にうるおいを与えるだけでなく、うるおいを保つセラミドを自ら生み出す画期的な成分です。肌の水分保持能を改善することでバリア機能が高まり、乾燥ダメージを受けても肌悩みが起こりにくくなります。

透明感を引き出すスキンケアのステップ

くすみのない透明感あふれる肌に近づくためには、ブースターで肌をやわらげてから化粧水で水分を補給し、美容液で有効成分を浸透させ、乳液・クリームで油分の膜を形成するという段階的なケアが効果的です。

導入ケアで肌をやわらげる

乾燥やターンオーバーの乱れにより肌がごわついていると、スキンケアの浸透が悪くなります。しっかり保湿をしているつもりでも、美容成分が角層まで入りにくくなっていることも。そこで活躍するのが、「ブースター」とも言われる導入アイテムケアです。洗顔後に使うことで硬くなった角層を柔らげ、美容成分の通り道を作って化粧水や美容液の効果を引き出します。

化粧水・乳液でうるおいを補う

乾燥悩みが顕著になる冬は、化粧水・乳液でのケアをより念入りに行いましょう。特に肌が乾燥していると感じるときには、ローションパックでの集中ケアもおすすめです。

美容液で有効成分をチャージ

化粧水や乳液よりも高濃度の美容成分が配合された美容液は、肌悩みに対して集中的にアプローチできるアイテムです。化粧水と乳液の間にプラスし、ライスパワー®︎No.11などの必要な有効成分を補給しましょう。

クリームでしっかり密封・保湿

スキンケアの仕上げには、油分の多いクリームでしっかりとフタをすることが重要です。それまでのケアで与えた水分や美容成分の蒸発を防ぎ、肌のうるおいをキープできます。朝も使う場合は、メイクがヨレないようさっぱりめのクリームを選ぶか、肌になじませた後に軽くティッシュオフするのがおすすめです。

くすみ対策のためのプラスαポイント

冬にくすみが気になるなら、スキンケアだけでなく普段の環境や習慣もアップデートしましょう。

湿度を保つ

湿度が下がると肌も乾燥しやすくなります。暖房を使うと室内の湿度は急激に下がるため、快適な湿度とされている50~60%を維持するように心がけましょう。加湿器の使用が最も効果的ですが、濡れたタオルを室内に干すのも手です。

マッサージやホットタオルで血行を促す

軽めのマッサージは、血行不良によるくすみの改善につながります。ただし、強すぎる力でのマッサージは肌に負担を与えてしまうことも。肌を引っ張ったり強く押したりせず、あくまでも気持ちいいと感じる程度の力で行いましょう。

また、スキンケアの際にホットタオルやスチーマーなどで肌を温めるのもおすすめです。熱すぎると火傷の恐れがあるため、使用前には必ず温度を確認してください。

水分や栄養をしっかりと補給する

見落としがちですが、水分補給もくすみ対策に欠かせません。喉が渇いたと感じる前に水分をとるクセをつけ、内側から代謝を高めうるおいを保ちましょう。

食事は栄養バランスがとれていることが重要ですが、その上で血行を促進するビタミンEや、肌のうるおいキープにも必要なコラーゲンの生成を助けるビタミンCなどを積極的に取り入れるのがおすすめです。

まとめ

冬の肌に必要なのは、単に水分を与えるだけでなく、「うるおいを抱え込む力」を育むこと。化粧水と乳液だけでなくブースターや美容液、クリームもプラスし、輝くような透明感のある肌を目指しましょう。生活の中にも、ぜひちょっとした工夫を取り入れてみてくださいね。