老け顔に見える原因と対策|シワ、クマ、くすみ…肌悩みを徹底ケアして若見え肌へ

老け顔に見える原因と対策|シワ、クマ、くすみ…肌悩みを徹底ケアして若見え肌へ

鏡を見るたびに「なんだか老けたかも…」と感じることはありませんか?年齢を重ねることで肌に変化が現れるのは自然なことですが、ちょっとした工夫でその印象を大きく変えることができます。

この記事では、老けて見える主な原因やその対策、そして見直したいスキンケア方法を詳しくご紹介。今から始められる若見え対策で、年齢にとらわれないいきいきとした印象を手に入れましょう。

「老け見え」ってどんな状態?老け顔をつくる要素とその原因

老け顔に見える原因と対策|シワ、クマ、くすみ…肌悩みを徹底ケアして若見え肌へ

老け顔に見える原因と対策|シワ、クマ、くすみ…肌悩みを徹底ケアして若見え肌へ

老けて見える印象は、単に年齢だけが原因ではありません。実際には、肌の状態や顔立ちの変化が複雑に絡み合って“老け顔”の印象をつくっています。まずは、老け見えの主な要素とその原因について理解しておきましょう。

乾燥

代表的な要因のひとつは、肌の乾燥。肌の水分保持力は、加齢のほかに紫外線や冷暖房によっても低下します。肌表面のうるおいが奪われるとカサつきやごわつきが生じ、透明感のない印象に。くすみにもつながり、疲れたような顔立ちに見える原因になります。

シワ、ほうれい線、たるみ

シワやほうれい線、たるみなども、老け見え要因のひとつ。特に口もとや目もとの細かいシワは、顔全体を一気に老けた印象に変えてしまいます。

肌が乾燥し、真皮層のコラーゲンやエラスチンが加齢によって減少すると、肌の弾力が低下。はじめはうるおいを補給すれば元に戻る浅いシワでも、放置すると深く刻まれてしまいます。表情筋の衰えなどが重なると、シワだけでなく皮ふのたるみが目立つことも。

クマ

目もとにクマがあると、実年齢以上に老けて見られがち。目もとは顔全体の印象を大きく左右するため、暗くくすんだように見えるクマがあると疲れたような不健康な印象をあたえてしまいます。目つきが悪く見えたり、険しい印象を抱かれたりすることもあるでしょう。

シミ

肌全体のトーンを暗く見せ、実年齢以上の印象をあたえるシミにも注意。また、シミを隠すためにコンシーラーやファンデーションを厚塗りしてしまうと、老け見え印象が加速します。

老け見えを防ぐ毎日のお手入れ方法

老け見えの要素や原因がわかったら、正しいお手入れを意識しましょう。毎日の積み重ねが未来の肌をつくるので、根気よく続けることが大切です。

シワ対策にも欠かせない!まずは保湿が基本

乾燥だけでなくハリ低下によるシワを対策するためにも、そしてシミを防ぐうえでも、保湿ケアは欠かせません。水分の蒸発を防ぐため、洗顔後はなるべくすぐに保湿しましょう。特に乾燥しやすくシワが生じやすい部位には、じゅうぶんに重ねづけしてみてください。

特におすすめの保湿成分は、ヒトの肌に存在するセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなど。年齢肌やシワを対策したい場合には、ナイアシンアミドやレチノールなどもおすすめです。

水分だけでなく、乳液やクリームで油分を補うことも大切。加えて、皮ふが薄く乾燥しやすい目もとや口もとには、アイクリームなどの部分用クリームを取り入れるのもよいでしょう。毎回のスキンケアの最後にプラスしてみてください。

クマは3種類。タイプ別に対処を

クマは血行不良による青クマ、色素沈着による茶クマ、皮ふのたるみによる黒クマの3種類。それぞれ対策が異なるので、自分に当てはまるケアを取り入れましょう。

血行不良による青クマ

ホットタオルやホットアイマスクを使って目もとを温めると血流が良くなり、クマが目立ちにくくなります。コンシーラーを使う場合は、オレンジがおすすめです。

色素沈着による茶クマ

悪化させないために、摩擦を避けることを意識しましょう。メイクできれいにカバーするためには、イエローのコンシーラーを使うのがおすすめです。

たるみによる黒クマ

保湿を重視した上で、肌をひきしめる成分が配合されたアイクリームなどを取り入れましょう。明るいピンクなどのコンシーラーを選ぶことで、目もとをふっくら見せることができます。

紫外線対策も必須

乾燥やハリ低下、そしてシミにもつながる紫外線は、年間を通した対策が必要。曇りでも窓越しでも紫外線は肌に届くので、日やけ止めは一年中使用するのが理想的です。日傘や帽子、衣類なども活用し、毎日のUVケアを徹底しましょう。

シミを防ぐためには、美白コスメを活用

シミを防ぐためには、美白効果のある医薬部外品のスキンケアアイテムを継続的に使いましょう。美白有効成分にはさまざまな種類がありますが、ビタミンC誘導体やコウジ酸、アルブチンなどが代表的。ラインで取り入れるのが理想ではありますが、今のスキンケアにプラスするなら美容液がおすすめです。
※「美白」とは、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐこと

姿勢や表情など、日常のクセにも注意

無意識のうちにとっている姿勢や表情なども、老け見えの原因になりかねません。スマホを見るときのうつむき姿勢は、首やあごのたるみを引き起こす原因に。スマホの画面を見るときは、下を向きすぎないように意識してみてください。

また、無表情でいる時間が長いと表情筋が衰えやすくなるため、意識的に出かけて人に会うことも対策になるでしょう。趣味の時間を持つだけでも心が動き、若見えにつながるかもしれません。

まとめ

老け顔の印象は、乾燥・シワ・クマ・シミといったさまざまな肌悩みの蓄積によって生まれます。適切なお手入れを意識して、肌全体を整えていくことが“若見え”への近道です。年齢を重ねてもいきいきと輝く肌を目指して、できることから少しずつ取り組んでみましょう。