泡洗顔でよごれが落ちない原因は?正しい洗顔の知識と方法をおさらい

泡洗顔でよごれが落ちない原因は?正しい洗顔の知識と方法をおさらい

洗顔時に十分な泡立てが重要なことは、もはや常識。しかし、しっかり泡立てているにもかかわらずよごれが落ちていない気がする…と悩んでいませんか?今回は、泡洗顔をしているのによごれが落ちないときに考えられる原因を解説。正しい洗顔の方法や、特によごれが気になるときにおすすめしたいアイテムもご紹介します。毎日の洗顔習慣を見直して、よごれの気にならない素肌を目指しましょう。

泡洗顔をしてもよごれが落ちない原因は?

泡洗顔でよごれが落ちない原因は?正しい洗顔の知識と方法をおさらい

泡洗顔でよごれが落ちない原因は?正しい洗顔の知識と方法をおさらい

しっかり泡を立てて洗顔しているはずなのによごれが落ちない場合、考えられる原因を説明します。

使用量が少ない・泡立てが不十分

しっかり泡立てているつもりなのによごれが落ちないとき、まず考えられるのは使用量の少なさと泡立ての不十分さ。後に正しい洗顔方法を詳しく解説しますが、使用量は2cm程度、泡はレモン大が目安です。それよりも少ない場合、毛穴よごれや角栓が落ちないだけでなく、肌への摩擦の原因にもなりかねません。

また、洗顔時に肌をゴシゴシと擦っていたりきちんとすすげていなかったりすると、肌あれが起きやすくなるリスクもあります。

ダブル洗顔をしていない

夜、クレンジングの後に洗顔を行う「ダブル洗顔」をしていない場合も、よごれが残る原因のひとつです。クレンジングをしていない、もしくはクレンジングのみで済ませている場合、メイクや皮脂よごれが落ちきらず、毛穴詰まりも起きやすくなります。

そもそも洗顔料は汗やほこり、皮脂などの水溶性のよごれを落とすもの、クレンジングはメイクや日やけ止めといった油性のよごれを落とすためのものと、それぞれ役割が異なります。メイクやUVケアをした日は、クレンジングの後に洗顔をする「ダブル洗顔」が必要です。

角栓や古い角質の頑固な蓄積

きちんと洗顔していてもよごれが落ちない場合、通常の洗顔料では落としきれない角栓や古い角質が蓄積している可能性も。皮脂と古い角質が混ざり合った角栓や、角栓の酸化による黒ずみは、洗顔だけでは除去しにくいことがあります。通常の洗顔料に加えて、適切なスペシャルケアアイテムを取り入れる必要があるかもしれません。

毛穴よごれや角栓をしっかり落とす!正しい洗顔方法とは?

洗顔で毛穴に詰まった角栓やメイクのよごれをきちんと落とすためには、洗顔料の使い方が重要です。正しい洗顔方法を、手順に沿って解説します。

洗顔前に手を清潔にする

手には目に見えない雑菌が付着しています。洗顔前には手を洗い、清潔な状態にしておきましょう。

推奨量をきちんと守る

洗顔料の量が少なすぎると泡が十分に立たず、よごれが落ちないだけでなく肌への摩擦の原因にもなります。製品のパッケージなどを確認し、記載されている推奨量を守りましょう。特に指示がない場合、フォームタイプなら2cmほどを目安にしてみてください。

しっかり泡立てる

適量を出したら、ぬるま湯を足してしっかりと泡立てます。もちろん手でもよいですが、泡立てネットを使うのもおすすめです。

泡の量はレモン大が目安。ぬるま湯を少しずつ足しながら泡立てると、徐々にクリーミーな泡が出来上がります。

泡をクッションにしてやさしく洗う

泡立てた洗顔料を肌にのせ、丁寧に洗います。指が肌に触れないよう、泡をクッションにするイメージで洗いましょう。手ではなく泡で洗えていれば、自然とゴシゴシ擦らずにすみます。

ぬるま湯で丁寧にすすぐ

すすぎはぬるま湯を使い、しっかりと洗い流しましょう。熱すぎるお湯は肌の油分を奪いすぎて乾燥の原因になる一方、冷たすぎるとよごれが落ちにくいため、ぬるま湯がベストです。

すすぎ残しは肌あれの原因にもなります。髪の生え際やあごまわりなどのフェイスラインは、特に念入りにすすぎましょう。

タオルでやさしく水気をオフ

最後にタオルで水分を拭き取る際も、ゴシゴシと擦らないように注意。タオルに水気を吸わせるイメージで、やさしく押さえます。また、長く使って毛羽立ったり硬くなったりしたタオルは適宜交換しましょう。洗顔用の使い捨てタオルを使うのも手です。

角栓や毛穴よごれが気になるならスクラブ洗顔もおすすめ

通常の洗顔料だけでは落としきれない角栓や毛穴よごれが気になる場合は、スクラブが配合された洗顔料を取り入れるのもおすすめです。

配合されているスクラブ剤は製品によってさまざまですが、例えば肌あたりのよいコンニャクイモ由来のものがおすすめ。さらに毛穴よりも小さいサイズに加工されていると、気になるよごれがすっきり落としやすくなるでしょう。

また炭やクレイ(泥)などが配合されているものなら、よごれの吸着効果も期待できます。使用後の乾燥が心配なら、ヒアルロン酸やグリセリンといった保湿成分が配合されているものをチェック。肌をしっとりと洗い上げる、アミノ酸系の洗浄成分を採用しているものもおすすめです。

まとめ

泡でしっかり洗顔をしているのによごれが落ちないと悩んでいるなら、洗顔の方法を見直すべきタイミングかもしれません。クレンジングとの役割の違いも理解したうえで、正しい洗顔方法を身につけることが解決への近道です。それでもよごれが気になるなら、スクラブ洗顔を取り入れるのもおすすめ。あらゆるスキンケアの土台ともいえる洗顔の習慣を見直して、よごれの気にならない健やかな肌を目指しましょう。