

「水光肌」「ガラス肌」という肌の表現を、SNSや美容メディアで目にする機会が増えています。どちらも韓国発の美容トレンドとして広まった肌の理想像ですが、どんなものかいまいちわからないという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、それぞれの特徴や違い、水光肌・ガラス肌を目指すためのスキンケアやメイクのポイントを解説します。
※この記事での「美白」とはメラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐこと、「エイジングケア」とは年齢に応じたケアを指します
水光肌・ガラス肌とは?違いを解説


「水光肌」「ガラス肌」ともに明確な定義はありませんが、どちらも内側からうるおったような透明感とツヤのある肌を指すことが一般的です。ニュアンスには多少の違いがあるものの、うるおいによる透明感とツヤ、そして素肌そのものの美しさを大切にするという点が共通しており、目指す方向性は近いといえるでしょう。
水光肌とは
水分をたっぷりと含んだような、内側から発光しているような透明感とみずみずしいツヤを持つ肌のこと。素肌を感じさせるほどナチュラルでありながら、みずみずしさと光を纏ったようなツヤをたたえた仕上がりが印象的です。
ガラス肌とは
水光肌と同等に扱われることもありますが、“水光肌の進化版”という認識が一般的。「グラススキン」とも呼ばれ、水光肌と同様に内側から溢れ出るような透明感がありながら、ガラスのようなつるりとしたなめらかさを持ち合わせています。水光肌よりもさらに一段階、キメの細かさや透明感を極めたようなイメージです。
水光肌・ガラス肌に近づくためのスキンケア
水光肌・ガラス肌の共通点は、たっぷりのうるおいによるツヤと透明感。そんな肌を目指すために意識したい、スキンケアのポイントをお伝えします。
十分に保湿してキメを整え、ツヤを高める
水光肌やガラス肌を目指すうえで、まず欠かせないのがうるおい。一時的に整えるのではなく、角層のすみずみまで水分で満たすことが欠かせません。角層の一つひとつに水分が行き渡るとキメが整い、肌表面がなめらかになることで光の反射率が上がり、ツヤ感もぐんと増します。
化粧水でしっかり水分をあたえ、乳液もしくはクリームで油分を補ってうるおいにふたをするという基本のステップを、いま一度大切にしましょう。化粧水は500円玉大、乳液は10円玉大、クリームならパール粒大など、適切な量を使えているかもチェックポイントです。
摩擦を避ける
肌のもっとも外側に位置する角層は0.02mmほどととても薄いため、少しの刺激で傷ついてしまいます。角層が乱れると肌はうるおいを保ちにくくなり、キメが乱れることで光の反射量が減るためツヤや透明感が低下する一因に。普段の洗顔やスキンケアの際にはつい肌を強くこすってしまいがちですが、うるおい・ツヤ・透明感を守るためには摩擦を起こさないよう、肌には丁寧に触れることを意識しましょう。
紫外線対策を毎日行う
肌を乾燥させる紫外線は、ツヤや透明感を損なう要因のひとつです。さらに日々の紫外線ダメージが積み重なると、ハリの低下やシワ、シミにつながることもあります。肌の弾力が減ったりシワが刻まれたりすると、肌表面に凹凸ができて光を均一に反射しにくい状態に。またシミは肌に色ムラを生じさせるため、透明感のないくすんだ肌印象につながります。
紫外線は夏や晴れの日以外も、一年中降り注いでいます。水光肌・ガラス肌を目指すなら、季節や天気にかかわらず日々のUVケアを習慣にしましょう。
肌状態に合わせて角質ケアや美白ケア、エイジングケアも
基本の保湿ケアと紫外線対策を徹底したうえで、肌の状態に合わせたケアも取り入れるのがおすすめです。
不要な角質によるごわつき、くすみには角質ケア
ターンオーバーの乱れや乾燥、紫外線などにより本来剥がれ落ちるべき角質が肌に蓄積し続けると、ごわつきやくすみにつながります。肌にくもったフィルターがかかったような状態になり、透明感のない肌印象に。摩擦に気をつけたうえで、古い角質を取り除くケアを取り入れましょう。スクラブや拭き取りなどで物理的に取り除くものだけでなく、塗るだけで角層を柔軟にできる美容液などを取り入れるのも手です。
シミができやすいなら美白ケア
上述の通り、シミは肌の透明感を損ねる原因になります。悩みが本格化する前に、美白有効成分が配合されたスキンケアに切り替え、澄んだ肌印象を目指しましょう。同時に紫外線や摩擦を防ぐこともシミ対策につながるので、基本のスキンケアを丁寧に行うことも大切です。
ハリ不足が気になる場合はエイジングケア
ハリの低下が光の均一な反射を妨げることも、先にお伝えした通り。単に保湿するだけではなく、よりうるおい・ハリへのアプローチが強化されたエイジングケアラインのスキンケアに切り替えるのもおすすめです。必要に応じて、エイジングケアに特化した美容液なども取り入れてみてください。
水光肌・ガラス肌を演出するメイクのポイント
水光肌・ガラス肌を目指すためには、メイクの力を借りるという選択肢もあります。ただし、理想の質感を目指すあまりベースメイクアイテムを重ねすぎると、かえって厚塗り感が出てしまいます。ツヤ系の下地やハイライト、コンシーラーも活用しながら、ファンデーションの使用は最小限にとどめましょう。
とはいえ、水光肌・ガラス肌メイクの土台となるのはやはりスキンケアです。メイクでツヤを足すことはできても、乾燥やキメの乱れをカバーしきることは難しいもの。メイク前の保湿ケアを丁寧に行い、「内側からあふれるようなツヤ感」のある素肌を目指すことを最優先してくださいね。
まとめ
水光肌もガラス肌も特別なテクニックだけで作られるものではなく、日々の丁寧なスキンケアの積み重ねが土台にあってこそ完成する肌質感です。今日のお手入れから少しずつ意識を変えて、内側から輝くようなうるおい肌を育てていきましょう。


