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丁寧にメイクをしているのに、昼にはメイクがとれてしまい、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。年齢を重ねるほどにメイクは崩れやすくなります。メイク崩れを抑えるために、朝のメイク方法とメイク直しの方法を確認しておきましょう。年齢肌によるメイク崩れの原因と崩れにくいメイク直しの方法をわかりやすく解説していきます。

メイクがとれやすくなった…と感じることはありませんか?

最近、メイクがとれやすくなったと感じている方は多いのではないでしょうか。メイクの崩れ方は年齢によって変化します。どのように変化するのか、どのようなメイク崩れが多いのか詳しくみていきましょう。

皮脂量が減るため、乾燥によってメイクが崩れやすくなる

肌は表皮と真皮、皮下脂肪で構成されています。このうち表皮の角質層に含まれるヒアルロン酸やセラミド、皮膚の表面を覆う皮脂によって肌の乾燥を防いでいます。しかし加齢とともに皮脂の量が減り、表皮も薄くなるため乾燥しやすくなります。その結果、化粧下地やファンデーションが浮いてメイクが崩れやすくなってしまいます。

シワにファンデが溜まりやすくなる

シワにファンデが溜まりやすくなる

シワにファンデが溜まりやすくなる

肌が乾燥するとシワが目立ちやすくなります。そのシワにファンデが溜まってしまい、さらにシワが目立ってしまうのです。シワが増えるほどにメイク崩れも起こりやすくなります。

リップの縦ジワが目立ってくる

唇も肌と同じく乾燥しやすくなります。唇には皮脂腺がないため、さらに乾燥しやすくなっています。唇の縦ジワにリップが入りこみ目立つようになります。

なぜメイクがとれやすくなるのか

メイクが崩れやすい原因は、年齢肌だけではありません。そもそものメイク方法に問題があるケースも少なくないのです。メイクが崩れやすい原因について、詳しくみていきましょう。

年齢肌に応じたメイク方法をしていない

年齢肌に応じたメイク方法をしていない

年齢肌に応じたメイク方法をしていない

年齢肌に応じた方法でメイクをしなければ、短時間で崩れてしまいます。メイクをするときは事前に保湿ケアをするため、肌がうるおっています。そのためメイク直後は、メイク崩れを予感させない仕上がりになるのです。

しかし肌が乾燥しやすい年齢肌は、保湿ケアをしてもすぐに乾燥してしまいます。そのため、メイクの方法を工夫することが大切です。

ついつい厚塗りにしがちだから

年齢を重ねると、シワやカサカサ肌、毛穴などさまざまなトラブルに悩まされやすくなります。このような肌トラブルを隠そうと、つい厚化粧をしてしまいがちです。そして肌に密着していない化粧下地やファンデーションが皮脂の影響で簡単に浮くため、メイクが崩れやすくなります。

年齢肌でメイクが肌に密着しにくくなるから

肌が乾燥していると、メイクが肌に密着しにくくなります。十分に保湿ケアをしているつもりでも、やり方を間違っていたり自分に合わない保湿化粧品を使ったりしていると、十分にうるおいを与えられません。また時間が経つと肌が乾燥してメイクが崩れやすくなります。

メイクを崩れにくくするための方法とは

メイクを崩れにくくするための方法とは

メイクを崩れにくくするための方法とは

メイクを崩れにくくするためには、メイクの方法を見直す必要があります。具体的に、どのようなメイクをすればいいのか、年齢肌に応じたメイク方法を部位別にご紹介します。

ベースメイク

何種類もの化粧下地やファンデーションをつけるとメイクが崩れやすくなるため、日やけ止め成分配合の化粧下地を使うなど、使うベースメイクを減らすよう工夫しましょう。化粧下地は少量を手にとり薄く均等に伸ばすことがポイントです。

ファンデーションは指でのせるのではなく、スポンジでなじませましょう。使用するのは、皮脂や汗でも浮きにくいリキッドタイプのファンデーションがおすすめです。その後、フェイスパウダーをしっかりのせて、ファンデーションに含まれる油分を抑えましょう。

アイメイク

アイメイク

アイメイク

二重の場合、溝にメイクが溜まりやすくなるため、できるだけ薄くメイクしましょう。アイシャドウも薄くして、メイクを崩れにくくしてください。また崩れても目立ちにくい薄い色のアイシャドウがおすすめです。

リップ

油分が少ない口紅をリップブラシで塗り、ティッシュで押さえてなじませましょう。複数回、繰り返してリップメイクを整えていきます。ティッシュオフをしないと、崩れやすくなるので注意しましょう。

メイクが崩れたときのお直しはどうする?

どれだけきちんとメイクをしても、時間の経過とともに崩れていきます。そのためメイク直しの正しい方法も確認しておくことが大切です。ベースメイク、アイメイク、リップに分けて、メイク直しの方法をみていきましょう。

ベースメイク

ベースメイク

ベースメイク

ミストローションを顔にふきかけて、メイクを浮き上がらせます。ティッシュでメイクの油分や皮脂、汗を吸い取ってください。強く押しつけると、落としてはいけないメイクまで落ちてしまうので優しく当てましょう。あとはパウダーファンデーションでメイクを整えていくだけです。

アイメイク

メイク直し専用の先端がぬれた綿棒でアイメイクの油分や皮脂を吸い取ります。持っていない場合は、綿棒の先端を美容液で濡らして代用することもできます。そしてフェイスパウダーやコンシーラーを指で丁寧にのせて、ベース部分を完成させてください。その後、アイシャドウやアイライン、マスカラなどで仕上げていきます。

リップ

まずはリップクリームで唇を保湿します。そしてフェイスパウダーかファンデーションを薄くのせ、リップブラシで整えていきましょう。最後に口紅などを塗り、ティッシュで軽く押さえたら完成です。

まとめ

年齢を重ねると、皮脂の分泌量が減ることで肌が乾燥し、メイクが浮きやすくなります。また皮脂によってもメイクが浮くため、メイク直しは避けては通れません。できるだけ落ちにくいメイクと、正しいメイク直しを心がけましょう。化粧品だけではなく、ティッシュやメイク直し用の綿棒を持ち歩き、いつでもメイクを直せるようにしてくださいね。