乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

シミやくすみのない美肌を保ちたいときは、化粧品を見直すことがポイント。美白ケアと言えば、美容液をイメージする方が多いのではないでしょうか。美容液の後に使う乳液も美白効果があるものを使うのがおすすめです。今回は美白乳液の効果や使い方、選び方のポイントについて詳しくご紹介します。

美白乳液の効果って?

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

美白ケアと言えば、美白美容液を使ったケアをイメージする方が多いかもしれませんが、実は美白ケアできる乳液もあるのです。厚生労働省に認可された美白有効成分が一定量含まれていることが特徴で、美白美容液と併用すれば効率的にケアできます。

さらに、化粧水も美白有効成分配合のものを選べば、保湿と美白ケアの両方が可能となるのです。美白ケアは日々の積み重ねが大切なので、美白乳液や美白化粧水を取り入れてはいかがでしょうか。

効果的な美白乳液の使い方とは?

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

美白乳液は、正しく使うことで効果を発揮します。次のように使いましょう。

①適量の半分を手に取り軽く温める
乳液は塗りすぎると油分が過剰になるため、少しずつ塗ることがポイントです。また、軽く温めることで肌になじみやすくなります。

②顔全体になじませる
ベタつきを防ぐために顔全体にまんべんなくなじませましょう。

③もう半分を手に取って、目元・口元中心に重ねる
目元や口元は乾燥しやすいため乳液を重ねることがポイントです。乾燥すると、肌が刺激を受けやすくなりシミやくすみのリスクが上がります。

④全体がもっちりしたら完了
肌全体がもちもちした状態になれば、しっかり水分と油分を補えた証拠です。

それでは、美白乳液はいつ塗ればいいのか、スキンケアのポイントとあわせてみていきましょう。

美白乳液はどのタイミングで塗るの?

美白乳液は、普段の乳液と同じタイミングで塗りましょう。スキンケアの手順を守ることで、肌に保湿成分と美白有効成分をしっかり与えられます。正しいスキンケアの手順は次のとおりです。

①クレンジング
メイク汚れをしっかり落としましょう。洗顔では十分に落ちないため、クレンジングが必要です。洗浄力が強いオイルクレンジングを使わなくて済むように、ナチュラルメイクを心がけることをおすすめします。

②洗顔料
顔についた汚れや余分な皮脂、古い角質を洗顔で洗い流しましょう。肌を刺激しないように、たっぷりの泡でやさしく洗ってください。洗顔料が肌に残らないように丁寧にすすぎましょう。

③化粧水
肌に水分を補給しましょう。ヒアルロン酸やセラミド、天然保湿因子などが含まれたものがおすすめです。

④美容液
美白有効成分を含む美容液を塗ります。美白ケアを美白乳液だけで済ます場合は、うるおいやハリを与えるタイプの美容液を使いましょう。

⑤美白乳液
先に紹介したとおり、もちもちになるように美白乳液を塗ってください。

⑥クリーム
乾燥が気になるところにクリームを塗りましょう。クリームは乳液で油分を補いきれない場合に使ってください。皮脂の分泌が活発な方が使うとベタつくため、塗るべきポイントを十分に確認することが大切です。

スキンケアのポイント

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

乳液はコットンではなく手で塗ることが大切です。コットンでは、まんべんなく塗れないばかりか肌に刺激を与える可能性があります。塗るときは、こするのではなくハンドプレスで浸透させるイメージを持ちましょう。

そして、化粧水や乳液だけではなく、美容液やクリームも取り入れて効率的に美白ケアすることが大切です。どれだけ美白有効成分を肌に浸透させても、うるおいが不足していると肌が乾燥してしまいます。その結果、摩擦や紫外線などのダメージが積み重なってシミやくすみができるでしょう。肌のうるおいを保つことが美肌につながります。

美白乳液を選ぶときのポイントとは?

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

乳液にも美白効果のあるものを!美白乳液の使い方や選ぶポイント

美白乳液に含まれている美白有効成分はさまざまです。美白乳液には高保湿成分が配合されているものもあります。目的に合わせて選ぶために成分ごとの特徴を確認していきましょう。

美白有効成分が配合されているもの

ビタミンC誘導体…ビタミンCの安定性や肌への吸収性を高めた成分です。肌の中にある酵素によって代謝され、ビタミンCとして働きます。シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑えたり還元を促したりします。

アルプチン…メラニンの生成に必要なチロシナーゼの働きを阻害することで、メラニンが過剰に生成されるのを抑える成分です。

高保湿成分が配合されているもの

続いて、高保湿成分が配合されているタイプに含まれる成分をみていきましょう。

ヒアルロン酸…肌は表面から表皮、真皮、皮下組織の順で構成されています。ヒアルロン酸は真皮にある保水力が高い成分です。少量のヒアルロン酸で大量の水分を抱え込み、弾力のある肌を保ちます。化粧品に含まれるヒアルロン酸は真皮にまでは届きませんが、肌にうるおいを与えてくれます。

コラーゲン…真皮にある肌の弾力を保つ網目状の成分です。化粧品に含まれるコラーゲンは肌のうるおいを保つことで、結果的にコラーゲンの減少を抑える働きがあります。

セラミド…角質細胞と角質細胞のすき間を満たしている成分です。セラミドで角質細胞のすき間が十分に満たされていることでバリア機能が保たれます。セラミドが不足すると角質層のすき間から外部刺激が入り込み、肌トラブルが起こります。

スクワラン…サメ由来の成分で、肌の表面にある水分と混ざり合うことで、皮脂膜の働きをサポートします。角質層のセラミドが足りていても皮脂が不足していると肌のバリア機能が低下するため、スクワランで油分を補うことが大切です。

まとめ

美白乳液は、肌に水分と油分、美白有効成分を補う化粧品です。化粧水や美容液と一緒に使うことで、肌のバリア機能を高めながら美白ケアできます。美しい白い肌を保つには日々の積み重ねが大切です。セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分のほか、ビタミンC誘導体やアルブチンなどが含まれた美白乳液で正しくケアしましょう。