スキンケアから化粧方法まで!普段のメイクとお手入れを見直して、年齢肌の毛穴とうまく付き合う

スキンケアから化粧方法まで!普段のメイクとお手入れを見直して、年齢肌の毛穴とうまく付き合う

年齢とともに毛穴が目立つようになると、実年齢より老けて見えたり、メイクが映えなくなったりします。毛穴トラブルを完全に防ぐことは難しいため、年齢肌の毛穴とうまく付き合うことが大切です。今回は、年齢肌の毛穴とうまく付き合うためのメイクやスキンケアの方法をわかりやすくご紹介します。

年齢を重ねるにつれて毛穴が気になってきた…どうやってスキンケアしていますか?

年齢とともに肌が衰えていくため、毛穴も気になりがちです。普段のスキンケアやメイクを工夫することで、毛穴トラブルを抑えることができます。みなさんは、どのようにスキンケアをしていますか?

毛穴が目立つ原因をふまえ、適切な方法でスキンケアをしつつ、メイクで隠すことがポイントです。

なぜ年齢肌は毛穴が目立つの?

スキンケアから化粧方法まで!普段のメイクとお手入れを見直して、年齢肌の毛穴とうまく付き合う

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年齢とともに、肌がたるみやすくなります。この肌のたるみによって毛穴が引っ張られ、毛穴が開いたりたるんだりして目立つようになるのです。また、摩擦や肌のターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌などによってメラニンが生成され、毛穴が黒ずむ場合もあります。

では、どのような理由で毛穴トラブルが引き起こされるのでしょうか。

蓄積された紫外線ダメージ

肌は表面から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。そして肌の弾力は真皮にあるコラーゲンやエラスチンによって保たれているのですが、紫外線の影響で作られた活性酸素によって、壊されたり変性されたりするのです。

紫外線のダメージが蓄積されることで、肌の弾力を保つ力が低下していき、肌のたるみが進行します。

表情筋が衰えている

肌を支える表情筋が衰えると、肌が重力に従って垂れてしまいます。筋力は加齢とともに低下するため、仕方のないことと言えるでしょう。

肌の乾燥

表皮は4つの層に分かれており、もっとも外側にあるのが角質層です。角質層には、肌の水分を保つヒアルロン酸やセラミドなどがあり、肌の乾燥を防いでいます。しかし、冬の空気の乾燥、エアコンの風などの影響を受けると、角質層がはがれやすくなり、肌の水分が失われてしまうのです。その結果、肌の弾力が低下し、たるみやしわが引き起こされます。

また、ターンオーバーも乱れるため、黒ずみ毛穴にも繋がります。

目立つ毛穴をケアする方法とは?

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目立つ毛穴は、普段の保湿ケアを工夫することで目立たなくできる可能性があります。黒ずみ毛穴やたるみ毛穴、乾燥毛穴など、毛穴の種類ごとにケア方法を解説します。

黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴は、皮脂の過剰分泌によって引き起こされる場合があるため、皮脂をコントロールして肌を引き締める収れん化粧水を使いましょう。

たるみ毛穴

ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなど抗酸化作用がある成分配合の化粧品を使うといいでしょう。抗酸化とは、活性酸素による酸化から身体を守る働きがあるため、紫外線によるコラーゲンやエラスチンへのダメージに対処できます。

乾燥毛穴

肌の乾燥によって引き起こされる乾燥毛穴は、化粧水や美容液、乳液などでしっかり保湿することで対処できます。

埋めすぎない、塗りすぎないがコツ!年齢肌の毛穴をうまくカバーする化粧の方法とは?

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普段のスキンケアに加え、メイクで毛穴をカバーすることがポイントです。間違った方法は、かえって毛穴を目立たせるため、正しい方法を確認していきましょう。

毛穴をカバーする基本的な化粧の手順

毛穴をカバーするための、基本的なメイクの手順は次のとおりです。

①化粧下地をぬる
②気になるところにコンシーラーをなじませる
③ファンデーションをのせる

この基本的なメイクの順番を押さえたうえで、どうすれば毛穴をカバーできるのか詳しくみていきましょう。

目立つ毛穴をカバーするメイクのコツ

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目立つ毛穴をカバーするメイクのコツは、埋め過ぎない、塗りすぎないことです。その他、メイクアイテムごとに毛穴カバーのコツをご紹介します。

ファンデーション

リキッドファンデーションは、水に軽く浸したパフになじませ、そこから手にとって気になる部分に塗っていきます。下から上向かって、軽くたたき込むようにつけましょう。そのうえから細かい粒子のパウダーファンデーションをつけます。

コンシーラー

のびがいい柔らかいタイプのコンシーラーを使いましょう。毛穴のライン上に少なめにのせて、軽く叩いてなじませます。上からパウダーを重ねることで、毛穴を目立ちにくくできます。

年齢肌の毛穴をうまくカバーしてくれる化粧品の上手な選び方

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年齢肌による毛穴をうまくカバーしてくれる化粧品を選びましょう。適切ではない化粧品を選ぶと、かえって毛穴が目立ったり十分にカバーできなかったりします。毛穴カバーにはスキンケアとメイクの両方が重要なため、それぞれの場面で使いたい化粧品をご紹介します。

下地

皮脂の過剰分泌は黒ずみ毛穴に繋がるため、皮脂をコントロールするタイプの下地を選びましょう。そのうえで普段から皮脂ケアとして正しい方法で洗顔することが大切です。メイクだけで皮脂をコントロールすることは難しいため、複数の方法を組み合わせましょう。

ファンデーション

テクスチャーが硬いファンデーションは、毛穴をきれいにカバーできます。ニキビなどを隠すのにも向いています。

コンシーラー

コンシーラーは、うるおい成分が含まれているものを使いましょう。塗ったところを色でカバーするだけではなく、うるおいを与えることで同時に毛穴をケアできます。

化粧水

ヒアルロン酸やセラミドなど、人の体内にもある保湿成分が含まれた化粧水を選びましょう。肌の水分を逃がしにくくできるため、毛穴トラブルの改善に繋がります。

乳液

乳液には、化粧水や美容液によって与えた水分を逃がさないようにする働きがあります。保湿成分が含まれたものを選ぶことで、肌の水分をさらに保ちやすくなります。化粧水と同じく、セラミドが含まれた乳液を選びましょう。

また、脂性肌の方は乳液を避けがちですが、肌の表面がうるおっていても内側が乾燥している場合もあるため、乳液は使うことが大切です。

美容液

美容液は、毛穴の悩みに合わせて選びましょう。活性酸素のダメージが気になる場合は、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化成分が含まれた美容液がおすすめです。また黒ずみ毛穴に対しては、メラニンに対処するプラセンタ、エラグ酸、ビタミンC誘導体などが含まれた美容液を選びましょう。

まとめ

毛穴は化粧で隠すことができますが、トラブルが大きくなるほどに隠しにくくなります。そのためスキンケアで毛穴のリスクを抑えつつ、化粧で毛穴を隠すことがポイントです。毛穴が目立つと実年齢よりも老けて見える場合があるため、普段から丁寧にケアしておきましょう。