肌年齢をぐっと引き上げる!?
NG習慣はこれだ!

人にはクセってあるものです。私も原稿を書くときは、つい猫背になってしまいますし、気が付けば足を組んでいることもしばしば……。背筋をピンッと正して原稿を書けば腹筋も鍛えられるし、肩こりだってきっと解消するでしょう。足を長時間組んでいるとむくみの原因もなりますよね。では、肌にとってのNGなクセとはなんでしょうか?
日常、当たり前のようにしている動作や何気ないしぐさが、肌年齢をぐんっと引き上げているとしたら……。そんな怖いことはありませんよね!? では、さっそくNG習慣をチェックしてみましょう!

NG習慣その1:冬になると、紫外線対策をさぼる

これは、じつに多いNG習慣です。確かに、1年のうちで紫外線量が高くなるのは3月から9月です。ですが、10月から2月、つまり秋から冬にかけて紫外線量がものすごく下がるわけではありません。気象庁のホームページを見ていただくと、年間の紫外線量の分布があります。紫外線量は弱くなりますが、『ゼロ』ではないのです。そう、紫外線は確実に地上に降り注いでいます。ですから、日中はたとえ室内にいたとしても日焼け止めは必ず塗りましょう。夏のように紫外線数値の高いものを選ぶことはありませんが、SPF20・PA++前後を選んでおけば安心ですね。秋から冬にかけて、紫外線対策をさぼってしまうと、当然ながらメラニンは肌に蓄積されて、くすみやシミの原因になります。また、紫外線はシワやたるみといったエイジングの引き金にもなりますから、やはり対策は万全にしないといけません。私は、紫外線対策に加えて、冬も美白ケアをしています。『紫外線対策は、春から夏までのもの』と考えるのは間違いです。

NG習慣その2:スマホ生活から抜け出すことができない

とても便利なスマートフォン。私もプライベートに、仕事にとお世話になっていますが、長時間見続けているのも肌にとってはNGな習慣です。理由は二つあります。まず一つ目が、『スマホを見る姿勢』です。スマホを見るときは、首が少し前傾になり、視線は下方向になります。この状態を長く続けていると、首にシワができ、なおかつフェイスラインもゆるみやすくなるそうです。美容業界では、スマホを長時間使うことで起こるエイジングのサイン『スマホだるみ』という言葉まで生まれました。電車の中は、ついついスマホで時間をつぶしてしまいがちですが、やはり気を付けたほうがいいでしょう。

そして二つ目が『ブルーライト』。私たちが日常使用しているスマホやパソコンの画面からもブルーライトは発せられています。じつは、最近の研究によるとブルーライトや近赤外線などの光がシミやくすみの原因になっているそうです。さらに、ブルーライトは目の疲れやドライアイ、睡眠障害などにも影響を及ぼすそうですから、“ベッドに入ってからのスマホ”なんていうのは止めましょう。

NG習慣その3:スキンケアアイテムを規定量使わない

どんなにすばらしい美容液を使っていたとしても、規定量通りではなく、ほんの少量しか使わないなら、肌効果は十分に得られません。化粧品を購入すると、『説明書』がついています。そこには、成分表示や肌効果などの他に、使用量についてきちんと書かれているのです。たとえば、“2プッシュを手の平にとり、顔全体になじませます”と書いてあったら、きちんと2プッシュとらないといけません。なぜなら、製品を作る際は、規定量を使うことで、肌効果が得られるということを前提としているからです。1プッシュしか使わないとしたら、規定量の半量です。残念ですが、半分の効果しか得られないといっても過言ではありません。規定量通り使うからこそ、プリッとした肌になれるし、十分なうるおいも実感することができるはず。とくに、秋冬は乾燥が加速しますから、規定量よりも少し多めに使うぐらいの気持ちでいてほしいです。乾燥していたり、肌悩みの気になる部分は重ねづけをすると、より効果を実感しやすいと思います。

これらの悪しき習慣の積み重ねによって、肌はどんどんマイナスの方向に傾いてしまいます。気づいた今日から見直すことで、美肌力を高めましょう!

関連コンテンツもチェック!

お友達にシェア

KOSÉ SNS