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2016.02.15
シミ・そばかすができる原因
シミが出来てしまった時の対処法とは!?
自分では万全に紫外線対策を取っているつもりでも、いつの間にか顔にポツンと茶色のシミを見つけた時のショック。一度出来てしまうと、なかなかやっかいなもの。予防はもちろんのことですが、出来てしまったシミをきれいにする方法はあるのでしょうか。
できてしまったシミへの対処法として、まず考えられるのが、美白作用のある化粧品!どのような成分がどのように肌に効くのでしょうか?
厚生労働省が認めた美白成分を使用した美白化粧品の基本的な目的は「メラニン色素生成を抑えることにより日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」事です。最近は、新しい美白成分や高濃度のものなどが使われた美白化粧品が出てきています。
厚生労働省が認めている美白成分
コウジ酸 | 杜氏(酒造り職人)の手肌の白さに着目したことから研究され、日本で生まれて現在まで25年以上もの歴史と実績を誇る、天然由来の美白有効成分。みそやしょうゆなどの麹菌由来の成分。 |
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カモミラET | ハーブのカモミールに含まれる成分で、抗炎症作用もある。 |
トラネキサム酸 | 本来抗炎症剤として使われていたが、美白成分として開発 |
t.AMCHA(シクロアミノ酸誘導体) | メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ「美白」と「肌あれ防止」の双方の効果があると認定され、厚生労働省は「美白成分」として、医薬部外品の新規有効成分として承認 |
アルブチン | 苔桃から抽出された成分。 |
エラグ酸 | いちご由来の成分。 |
ルシノール | 北欧のもみの木に含まれる成分をもとに作られた成分。ルシノールは、商標名で、「化学名は4-n-ブチルレゾルシノール」。 |
ビタミンC誘導体 | リン酸ビタミンCなど、ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたもの。抗酸化作用もあり、アンチエイジングやニキビの炎症を抑えるのにも役立つ。 |
プラセンタエキス | 豚の胎盤から抽出された成分。 |
リノール酸 | サフラワー油などの植物から抽出。 |
4MSK | 慢性的なターンオーバーの不調に着目して、研究開発された成分 |
その他の美白成分
ハイドロキノン | 甘草から抽出。消炎作用もあるので、かぶれにくく、肌の弱い人でも比較的使いやすい。 |
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美白化粧品には、医薬部外品指定の成分が含まれているものと、そうでないものがありますが、必ずしも医薬部外品のほうが効くというものではありません。
美白化粧品は、「メラニン色素生成を抑えることにより日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」という「防ぐこと」から一歩出ることができませんが、 クリニック処方の外用剤であれば、「お肌の漂白剤」と呼ばれるような「シミを薄くすること、取ること」を目的に作られてるため、クリニックで薬を出してもらうのも一つの方法です。
クリニックで処方される外用剤のハイドロキノンとレチノイン酸
ハイドロキノン | チロシナーゼの活性を強力に抑制し、メラニン形成をブロックします。 |
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レチノイン酸 | ターンオーバーが亢進し、表皮がはがれ落ちます。また、表皮基底層でのメラニンを減少させます。血流を上げて代謝を高めます。 |
クリニックで処方される美白のための内服薬
シミ治療は、内からと外から両方のアプローチが必要です。外用薬を塗布するのと同時に、内服薬を服用することで、より早い改善が期待できます。
ビタミンC(シナール) | ビタミンEとの相乗効果が高く、抗酸化作用がある。 |
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トラネキサム酸(トランサミン) | 抗プラスミン作用(プラスミンがシミを作る指令を伝える経路をブロック)がある。 |
ビタミンE(ユベラ) | ビタミンCとの相乗効果が高く、抗酸化作用がある |
L-システイン(ハイチオール) | ビタミンCとの相乗効果が高く、メラニン形成をブロック、ターンオーバーを亢進する。 |
市販薬のトランシーノには、シナールとトランサミンが入っています。
美白化粧品も高機能化していますし、クリニックで扱う技術も日々進歩しています。それでもシミ治療は、長期戦です。シミは予防するのが一番であることを覚えておいてくださいね。
<監修> スキンケア大学
スキンケア大学とは?
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