エイジングケアにはマスクをプラス!
効果的な使い方や選び方とは

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化粧水、乳液、美容液が一度で完結できるマスクが人気です。毎日のスキンケアに浸透しつつあり、それぞれ機能性に富んだアイテムが続々と出ています。時短かつ効果的なマスクをぜひ取り入れてみましょう。

エイジングケアにおけるマスクの大切さとは

たった一度の使用で効果が実感できるマスクは、エイジングケアには重宝したいアイテムです。いつものスキンケアでは補えない美容成分を肌に届けられた後は、マスクをはがした後も、しっかりてのひらで肌に残った美容液を浸透させます。顔の延長ともいえる首やデコルテなどにのばして活用しましょう。

上下二枚組になっていて、それぞれに異なる美容液が入っているものやピーリング効果があり、手軽にくすみがとれるもの(季節の変わり目に使用するのがおすすめ)、3層構造でくすみや肌荒れなど複合的なトラブルを改善できるものなど、多種多様です。肌あたりもとてもまろやかなので、乾燥が激しい時期はもちろん、特に疲れてしまった時のご褒美としてもストックしておきたいものです。

また、むずむず感や乾燥などで表現されるゆらぎ肌にもマスクは効果的です。年に数回訪れる一時的な肌の不調を放置しておくのは、実はとても危険です。ゆらぎ肌の下では、肌のダメージが急激に進み、肌の衰えを招く原因になることが分かってきました。肌の状態を常にチェックして、効果的なタイミングを逃さぬようにしたいですね。

どんな高級な美容アイテムも、肌への浸透がイマイチだと効果もイマイチになります。マスクでそれぞれの肌の温度により液体へと変化して、成分を肌へと放出していく過程で、余すことなく美容成分を肌に届けられるのも、マスクならではの効果です。

エイジングケアに使えるマスクの選び方のコツ

マスクで得られる効果

・たるみ

老化のサインとして一番厄介なのは、たるみかもしれません。その理由はシミやシワほど明確に自覚できず、いつのまにかじわじわと現れてくるからです。私たちの肌は三層構造になっていて、最も外側にある表皮はわずか0.2ミリ程度です。その奥にある真皮や皮下組織が紫外線や加齢の影響でスカスカになったり骨格が痩せたりすると、表皮はそれに耐えきれず、重力に従ってずり落ちてしまうのです。ほうれい線やマリオネットライン、二重あごも、結局はたるみが原因です。

このたるみをケアするためには、深部のコラーゲンやエラスチンを増やし、量と質を高めることが必要です。それと同時に表皮にもしっかりとハリをもたらし、ずり落ちないようにするには、引き締め効果と肌へほどよく緊張感をもたらすマスクがぴったりです。

・美白

加齢にともなう揺らぎ肌にも使える、肌荒れと美白の両方に効果のあるマスクがおすすめです。肌悩みが増えていくにつれていくつも化粧品をそろえるのはとても大変です。美白ケアは一年中必要なので、美白プラスαの効果があるものが良いでしょう。

エイジングケアに使えるマスクの選び方のコツ

マスクに含まれるエイジングケアに効果的な成分とは

・エンドミネラル

高濃度マイナスイオンを発生させるといわれる天然ミネラル鉱石です。ほうれい線や口もとのたるみなどにストレートに働きかけながら保湿してくれます。

・乳酸菌ラ・フローラEC-12

「うるおい菌」と呼ばれる表皮ブドウ球菌をケアして、皮脂のバランスを整えてくれます。マスクを外したあとも潤い続ける肌を作ります。

・ペプチド

目元用におすすめの成分で、皮膚がうすく潤いを抱え込む力をうみだし、ハリをもたらせます。

・リフトニン

フェイスラインの引き締めに効果的な保湿剤で、あごの下の肌を引き締め、美しいフェイスラインが期待できます。

・セラミド

脂質でありながら水となじみやすい性質があり、セラミドを多く含む角質層は、バリア機能や保湿機能を高めます。

エイジングケアに効果的なマスクの使い方!

デイリーケア

最近では、朝晩両方、マスクで保湿する方も多いと思います。朝は洗顔なしでもマスクを使え、洗顔・スキンケア・保湿下地まで一枚でケアできるのです。化粧ノリも良くなれば、メイクもより映えるでしょう。豊富な美容成分が配合されたもの、肌質自体を整えてくれるもの、ピーリング効果で毛穴を引き締めてくれるもの、アイケアもできるものなど、進化を遂げています。夜は、お風呂上りに使い、最後にパッティングすれば、翌日までうるおいます。エイジング化粧品をさらに重ねることもできます。

スペシャルケア

顔にフィットする立体感が感じられ、ハンドプレスを行えば、普段ゆきわたらない肌のすみずみまで潤います。美容液一本分の成分が入っているものなどは、一枚から販売しており、リピート買いにもおすすめです。

パーツケア

疲れが出やすい目元は、パソコンやブルーライトからのダメージをうけやすく、老けた印象を高める要注意ポイントですが、ここでも目元シートマスクケアを行いましょう。 お風呂上がりに目元パックをする前に、簡単なツボ押しをすると血流が促され、効果がアップします。また筋肉や肌もやわらかくなっているところにうるおいをしっかり密閉するので、弾力感を取り戻しやすいという狙いもあります。目頭、眉、こめかみの3点を順番に押し、硬くなった目元の筋肉がある程度ほぐれてきたように感じたら、マスクタイム、いつものスキンケアを行いましょう。

手作りマスク

外出で長時間、日やけしてしまった時など、肌にダメージを感じたら、手作りマスクで週に一度特別ケアをしてみてはいかがでしょうか。例えばトマトをミキサーにかけてピューレ状にし、コットンを使って肌にのせ、15分後洗い流します。トマトに含まれるリコピンは、活性酸素を除去しメラニンの生成を抑えてくれるので、美白効果が抜群です。さらにニキビ治療薬に用いられるビタミンA、ビタミンCを兼ねそろえているので、吹き出物にも効果があります。アボカドとはちみつ、オリーブオイルのマスクは、肌への浸透を高めて乾燥した肌にうるおいを与えます。肌の老化を抑えるビタミンEも豊富なので、美肌効果もとても高いため、エイジングケアには特におすすめです。

エイジングケアに効果的なマスクの使い方!

意外と知られていませんが、気をつけたいのは使用時間です。効果の高い美容液がひたひたに含まれているマスクなので、浸透をよくするため、つい長時間肌にのせたくなりますが、これは大きな間違いです。逆に乾燥をまねくので規定時間を必ず守りましょう。
マスクによっては、その時の肌の調子でのせる時間を区別できるものもあります。朝の10分、メイク前に使えばベースメイクがよりよく仕上がりますし、特別な日の前に20分、疲労がピークの時は30分など、肌も心もリフレッシュできる優秀アイテムです。
100円ショップなどで手に入るフェイスマスクに、お気に入りの化粧水をしみ込ませ、洗顔後に顔にのせるケアも気軽でおすすめです。

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