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〔環境〕地球環境のために環境会計

コーセーグループは企業の社会的責任を果たす活動の一環として、1997年より環境基本方針と環境行動指針を定めて具体的な活動を実施しています。
このような活動の目安として、今年度も『環境会計ガイドライン2005』を踏まえて、コーセーグループの環境会計を実施しました。

環境保全コスト

2018年度は、市場からの需要増大から、前年比121.1%と大幅に生産量が増加しました。環境への影響をできるだけ少なくするために、水質汚濁を防止する排水処理設備、メイク製品製造時の粉体が大気や排水を汚染するのを防止する集塵機や汚泥乾燥機の増強、および振動や騒音の原因となるコンプレッサーの代替を行いました。これにより、費用額は前年よりも増加しています。(費用額 前年比 104.9%)

集塵機や乾燥機の運用によって回収した粉体は堆肥へとリサイクルしています。また、群馬工場ではボイラーを天然ガスに変換し、コージェネレーションシステムによる自家発電を行うなど、環境対応をしています。今後も地球に優しい環境コスト意識や環境投資などを積極的に進めてまいります。

(単位:万円)

分類 主な取り組み 2018年度 2017年度 2016年度
投資額 費用額 投資額 費用額 投資額 費用額
1. 事業エリア内コスト
(1)公害防止コスト 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、悪臭防止 2,823 22,598 3,392 18,149 22,468 12,784
(2)地球環境保全コスト 温暖化防止、オゾン層破壊防止 2,203 1,103 1,875 1,293 1,127 1,277
(3)資産循環コスト リサイクル、排水再利用、資源の効率利用、産業廃棄物処理費用等 149 12,038 781 11,871 6,200 12,079
2. 上・下流コスト グリーン購入、容器包装等のリサイクル負担金等 0 24,184 0 22,949 0 15,304
3. 管理活動コスト 環境教育・委員会、ISO関連、環境負荷測定 0 1,105 0 1,362 0 1,265
4. 研究開発コスト 環境配慮製品の開発 0 20,969 0 22,468 0 24,901
5. 社会活動コスト 環境改善対策、環境情報の公表 0 955 23 949 49 979
6. 環境損傷対応コスト 0 0 0 0 0 0
合計 5,176 82,952 6,071 79,041 29,844 68,597

投資額は、集計期間に取得した償却資産を計上しております。

減価償却費は、財務会計上の耐用年数及び償却方法で計上しております。

複合コストは、環境保全に関わる部分について差額及び按分集計しております。

環境保全効果

2018年度より、2017年度まで効果として算出していた箱能書の採用(別紙でのペラ能書を廃止)アイテムによる費用節減効果については除外としました。これは、アイテム拡充が一定の水準を満たしたことにより、今後の大幅な新規導入は考えにくいことが理由です。これにより、2018年度集計分は環境保全効果に関する費用の節減に関する項目の集計方法を変更したため、2017年度集計分で開示していた内容から遡上修正しています。

エネルギー消費量に関しては、天然ガスを使用するボイラーの運用について見直し、528,103Nm3と大幅に使用量を削減しました。この結果、生産数量は前年比121.1%と増加しているものの、原単位だけではなく、総量においてもCO2排出量を減少することができました。(CO2排出総量 前年比96.9%)

その他省エネルギーや省資源対策に対しても積極的に取り組んでおり、全体で605万円の費用節減効果がありました。

環境保全効果 前年度実績
(基準期)
今年度実績
(比較期)
2018年度保全効果 2017年度保全効果 2016年度保全効果
事業活動に投入する資源に関する環境保全効果 エネルギー消費量の減少(電力) 20,456,101KW 20,984,204KW -528,103KW -6,287,191KW -1,826,602KW
〃(重油) 219,500L 212,750L 6,750L 40,500L -1,500L
〃(灯油) 172,000L 141,100L 30,900L -18,822L 4,822L
〃(天然ガス) 2,270,119Nm3 1,996,586Nm3 273,533Nm3 -1,073,665Nm3 -388,761Nm3
事業活動から排出する環境負荷及び廃棄物に関する環境保全効果 環境負荷物質排出量の減少(CO2 16,177.8t 15,775.7t 402.1t -6,466.3t -568.6t
廃棄物等排出の減少 2,811.0t 3,096.3t -285.3t -301.4t 231.2t
環境保全効果 前年度実績
(基準期)
今年度実績
(比較期)
2018年度保全効果 2017年度保全効果 2016年度保全効果
環境保全対策に伴う経済効果(実質的効果)
費用の節減 省エネルギー、省資源による費用節減 252万円
資源再利用による廃棄処理費の節減 353万円 314万円 357万円

2018年度集計分より環境保全効果に伴う経済効果に関する項目の集計方法を変更しました。そのため、過年度分も遡上修正しています。

環境保全コストの参考データ

環境保全コストをコストの性格に注目して分類しました。
投資に関しては環境に配慮した省エネ対応設備の採用に重点を置きました。
費用面では廃棄物等の発生抑制や適正処理、資源の循環的利用の推進、等に積極的に取り組んでいます。

(単位:万円)

環境保全コスト(環境保全対策分野に応じた分類)
分類 主な取組の内容 投資額 費用額
(1)地球温暖化対策に関するコスト LED照明器具交換 48 648
(2)オゾン層保護対策に関するコスト インバータ仕様空調機更新 1,345 408
(3)大気環境保全に関するコスト 集塵機追加 955 15,337
(4)騒音・振動対策に関するコスト 防音壁設置 301 184
(5)水環境・土壌環境・地盤環境保全に関するコスト 排水処理場設備維持 1,567 6,305
(6)廃棄物・リサイクル対策に関するコスト リサイクル負担金 149 24,196
(7)化学物質対策に関するコスト 生分解原料の採用 0 20,969
(8)自然環境保全に関するコスト 場内植栽管理 0 955
(9)その他コスト 管理運営コスト他 810 13,950
合計 5,176 82,952

環境保全効果の参考データ

2006年度より、事業所単位での環境保全効果の集計を行っており、原単位効果は前年、当年とも事業所単位での生産量およびエネルギー消費量に基づいて計算しております。

生産資源消費量は市場状況による生産量のほか、気候や社会状況など、様々な要因により変動します。そのため、コーセーでは総消費量と、原単位消費量との双方から環境保全効果を分析しております。

主要生産拠点における生産量推移

(単位:1,000打)

  2018年度 前年比 2017年度 2016年度
コーセー 狭山事業所 6,622 122.1 5,425 5,676
コーセー 群馬事業所 10,973 126.1 8,703 8,298
アルビオン 熊谷事業所 2,512 101.6 2,473 1,898
合計 20,106 121.1 16,601 15,872

外注加工による生産量は含めておりません。

コーセー狭山事業所に株式会社アドバンスを含みます。

実総消費量・原単位換算環境保全効果の推移

各消費総量は、集計範囲内における確実な根拠に基づいて算出される実質的消費量のみとしております

各表中の棒グラフは総量(左目盛)、線グラフは原単位1000ダースあたりの量(右目盛)を表しております。

電力消費の棒グラフの上部は自家発電による電力です。

2018年度の集計について

環境会計につきましてはグループ経営の観点から、株式会社コーセーのほか国内生産子会社も集計範囲に含めております。

集計期間 2018年度(2018/4~2019/3)
集計範囲 株式会社コーセー、主要関係会社
(株式会社アルビオン、コーセーインダストリーズ株式会社、株式会社アドバンス)
集計基準 『環境会計ガイドライン2005年度版』及び『環境報告ガイドライン2012年度版』に準拠

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