小さい頃から数学が好きで、情報系の学部に進学しましたが、将来は最新技術を研究・開発する働き方ではなく、エンドユーザに消費者がいて、そのお客さまを喜ばせるために働きたいと考えていました。私はもともと化粧品が大好きで、化粧品からたくさんの幸せをもらいました。私もこの幸せを届ける存在になりたいと思い、化粧品業界を志望しました。
しかし、当時情報系の採用はなく、自分の思い描く働き方を目指せるのか不安に思っていました。そのことをコーセーの人事部の方に打ち明けると、親身になって話を聞いてくれ、文系理系問わず、いろいろなキャリアを歩まれている先輩方がいることを教えてくれました。個人の意見を真剣に聞いてくれる環境と、キャリアプランに縛りがない自由な雰囲気を肌で感じ、コーセーに入社を決めました。
また、研究職や営業・マーケティング職といった、自分と異なる畑の同期がいることは、とても心強いと感じています。ものづくりや販売の現場で起こっていることを知ることができるので、自分の役割や影響範囲が明確になり、日々のモチベーションにつながっています。IT系企業の技術職として勤めていたら、経験できなかったことだと思うので、コーセーの総合職として入社して良かったと思います。

入社直後から、コーセー全社のデータを統合した分析システム「KOMPAS」の開発を担当しています。このシステムは出荷情報に加え、店頭での販売動向などさまざまな分野でのデータを統合し、多様な視点からの解析を実現するシステムです。私が配属されたときは、システム導入直後で利用法などの教育セミナーを全国で実施していました。当初は、使い慣れていないことで反発もありましたが、全国の営業支店を訪問して研修を行ったり、日々の問い合わせに対応していくことで、徐々にシステムの価値を理解してもらえるようになりました。
今では、活用事例やシステムの良さを積極的に啓蒙してもらい、利用者は多岐に渡っています。直接ユーザの声を実現し、業務に貢献できていることが一番のやりがいです。KOMPASの利用者は幅広いので、各利用部門に応じた最適な活用方法をこれからも開拓していきたいです。

システムを駆使して、ビューティコンサルタントや営業の日々の活動をサポートしていきたい

ある一日の流れ

就職活動中の学生へのメッセージ

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