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開発秘話アスタキサンチン

アスタキサンチン製剤の開発秘話

アスタキサンチンという素材

アスタキサンチンの構造式

アスタキサンチンは自然界に存在する赤色の色素。鮭やイクラ、エビやカニなどの海洋性生物が紫外線の悪影響から身を守るために備えている成分です。コーセーでは、アスタキサンチンが、老化に影響を及ぼす一重項酸素という活性酸素を消去する効果が極めて高いことを発見しました。さらにはシワ形成の抑制作用についても研究結果を発表しています。

開発経緯

2005年発売 アスタリューション

アスタキサンチンに着目したのは1992年。94年には活性酸素の中でも特に老化に影響のある一重項酸素を消去する力があることを発見しました。しかし当時アスタキサンチンは化粧品に配合できるような質の高いものではありませんでした。そこで素材メーカーと何度も試作を繰り返し純度の高い高品質のアスタキサンチンの開発を行いました。
また、アスタキサンチンはデリケートな成分で、そのまま化粧品に配合すると効果がなくなってしまったり色が変化してしまったりと、化粧品に配合する上では非常に難しい素材でした。しかし研究者が長年培った勘というものでしょうか、これは絶対によい商品になる!という強い思いで、様々な検討と試行錯誤の末、肌上で効果を発揮する量を安定的に配合することに成功しました。問題はまだありました。素材そのもののオレンジ色が、それまでの美容液の色とまったく違うことから販売に反対する声が出たのです。しかし、この色だからこそ効果がある。開発者としての信念を貫いて世に送り出した「アスタリューション」はコーセーの歴史に残る商品の一つです。以来、アスタキサンチンは機能性の高いエイジングケアのスター成分として多数の商品に応用され、現在では、「アスタブラン」などに配合されています。

開発者の思い

アスタキサンチンの開発ではさまざまなハードルを乗り越えなければなりませんでした。でもその高いハードルを越えることができたからこそ、とても良い製品をつくれたのだと思っています。そしてその原動力を与えてくれたアスタキサンチンはやはりすばらしい素材です。
20年以上を経て誕生した「アスタブラン」は、サイエンスとパッションが凝縮したブランド。女性をさらにポジティブに美しくしてくれると確信しています。

開発者

荒金久美 現・監査役、薬学博士
活性酸素研究のオーソリティー。開発研究所 主席研究員を経て、2005年商品開発部長として「アスタリューション」を送り出した。

アスタキサンチンのサイエンス

代表的な活性酸素の種類

活性酸素とは、極めて反応性の高い「活性化された酸素」の総称で、スーパーオキシドイオン、過酸化水素、ヒドロキシラジカルおよび一重項酸素の4種が代表的です。活性酸素は、生体にとって無くてはならないものですが、体内でさまざまな成分反応して酸化障害を引き起こすことが、近年の研究でわかってきました。現在では、老化研究にとって、活性酸素の影響は非常に重要な位置づけとなっています。コーセーでは1994年から、活性酸素のなかでも、特に一重項酸素に着目し、研究を続けています。

コーセーオリジナルの一重項酸素検出装置

コーセーが独自に開発した一重項酸素検出装置により、アスタキサンチンが、優れた一重項酸素消去能を持つことを確認しています。一重項酸素は、生体が紫外線を浴びたときに発生することが知られており、光加齢とよばれる現象の原因のひとつと考えられています。

一重項酸素消去能に優れるアスタキサンチンですが、安定性が悪く、光や熱によって分解しやすいという弱点があります。コーセーでは、他の成分との組み合わせによって、アスタキサンチンを安定化する処方を開発し、商品へ応用しています。

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