先輩社員紹介スキンケア製品研究室 – 2016年入社

  • 出身学部

    都市環境学部
  • 学生時代に夢中だったこと

    サークル活動のダンスに夢中でした。研究の合間に旅行することも好きで、卒業旅行はモロッコ、ドバイに行きました。
  • コーセーで好きな商品

    雪肌精エッセンシャルスフレ
    うるおうのに、べたつかない品質を作りこんだ、思い入れのある乳液です。
  • 今の仕事について

    基礎化粧品(化粧水・乳液・クリーム・美容液など)を中心としたスキンケア商品の製剤開発や、保湿の研究に携わっています。

本社と研究所の距離が近いことでより想いを深め合いながら製品を開発できる

中学時代から化粧品業界で働くことに憧れていたので、就職活動ではさまざまな化粧品会社を訪問しました。コーセーに入社した理由は、第一に社員がいきいきと働いている様子が印象的だったこと、次に、コーセーはジョブローテーションが活発だということです。入社後、さまざまな仕事にチャレンジしたいと思っていた私にとっては理想的な環境でした。さらに、研究所と本社の距離が近いことも大きな魅力だと感じました。
研究所と本社の距離の近さは、今、実際に業務を進める上でもとても役立っています。なぜなら、製品開発は、本社の商品企画担当と研究員が連携して行うので、すぐに顔を合わせて迅速に意思の疎通を図れることは何ものにも代え難いメリットだからです。たとえば、以前、試作の評価で企画担当から「コクが足りない」と言われたことがありました。そのときに相手が思い描く「コク」を100パーセント理解するために、試作品に一緒に触れながら話し合ったおかげで、すぐに理解し合うことができました。

目の前のひとつひとつの業務に向き合い自分のスキル・感性を磨いていきたい

入社してから、多くの製品開発に携わり、雪肌精やコスメデコルテ等の代表アイテムの開発も行ってきました。新入社員の頃は、原料の配合などの処方に関する基礎知識の習得からスタートしました。スキンケア製品の基本的な原料は水と油と美容成分ですが、まずはこれらをビーカーの中で乳化(水と油が混ざって安定した状態)させるための混ぜ方を学んでいきました。最初の数か月はうまくいかないこともありましたが、チーフや先輩の指導のおかげで、今では、私が習得した製剤技術や知識を後輩へ伝える場面も多くなりました。
製品開発は、まずコンセプトに基づいて処方を設計し、何度も試作と評価を繰り返しながら、最適な処方を検討していきます。処方をわずかに変えただけでも基剤の安定性が悪くなってしまうということに直面することもありますが、研究員それぞれがそのような経験を糧にして知識を積み重ねています。現在は、お客様の肌悩みにアプローチできる様な、皮膚科学に基づく製剤の開発に注力して取り組んでいます。お客様の多様な肌悩みを解決できる製品を、これからもたくさん開発していきたいです。

ある一日の流れ

9:30 出社。メールをチェック
10:00 製品Aの安定性を確認
11:00 製品Bの処方を検討
12:00 昼休み
13:00 保湿研究の打ち合わせ
16:00 書類作成などのデスクワーク
18:00 明日の予定と業務の確認
18:30 退社

就職活動中の学生へのメッセージ

私の場合は、とにかく企業との接触数を増やして社員の話を直接聞きました。そうすることで、ウェブの採用ページや書類からは読み取れない雰囲気を感じることができました。コーセーの社員に会った際に、生き生きと仕事の話を語ってくれて、いつの間にかこの人たちと一緒に働きたいという気持ちになりました。就職活動中は、うまくいかないことも多いものですが、困ったときはまわりの人に頼ることも大事。きっとみんな手を差し伸べてくれます。

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