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〔環境〕地球環境のために環境会計

コーセーグループは企業の社会的責任を果たす活動の一環として、1997年より環境基本方針と環境行動指針を定めて具体的な活動を実施しています。
このような活動の目安として、今年度も『環境会計ガイドライン2005』を踏まえて、コーセーグループの環境会計を実施しました。

特に断りのない限り過去数値の遡及的な修正は行っておりません。

環境保全コスト

2017年3月の群馬工場新生産棟稼動にむけ、2015年度より計画的な投資を行ってきました。需要の増大から同工場の大幅な生産量増加が見込まれるため、水質汚濁を防止する排水処理設備、メイク製品製造時の粉体が大気や排水を汚染するのを防止する集塵機や汚泥乾燥機の増強、および振動や騒音の原因となるコンプレッサーの代替を行いました。

費用に関しては、環境保全に資する製品等の研究開発コストとして生分解原料の採用を積極的に推進しました。
また、集塵機や乾燥機の運用によって回収した粉体は堆肥へとリサイクルしています。また、群馬工場ではボイラーを天然ガスに変換し、コージェネレーションシステムによる自家発電を行うなど、環境対応をしています。

今後も地球に優しい環境コスト意識や環境投資などを積極的に進めてまいります。

(単位:万円)

分類 主な取り組み 2017年度 2016年度 2015年度
投資額 費用額 投資額 費用額 投資額 費用額
1. 事業エリア内コスト
(1)公害防止コスト 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、悪臭防止 3,392 18,149 22,468 12,784 10,515 10,531
(2)地球環境保全コスト 温暖化防止、オゾン層破壊防止 1,875 1,293 1,127 1,277 1,106 1,623
(3)資産循環コスト 節水、資源の効率利用、産業廃棄物処理費等 781 11,871 6,200 12,079 0 10,272
2. 上・下流コスト グリーン購入、容器包装等のリサイクル負担金等 0 13,209 0 9,627 0 8,576
3. 管理活動コスト 環境教育・委員会、ISO関連、環境負荷測定 0 1,362 0 1,376 40 1,244
4. 研究開発コスト 環境配慮製品の開発 0 22,468 0 19,475 0 19,475
5. 社会活動コスト 環境改善対策、環境情報の公表 23 949 49 979 0 1,003
6. 環境損傷対応コスト 0 0 0 0 0 0
合計 6,071 69,301 29,844 57,597 11,661 52,724

投資額は、集計期間に取得した償却資産を計上しております。

減価償却費は、財務会計上の耐用年数及び償却方法で計上しております。

複合コストは、環境保全に関わる部分について差額及び按分集計しております。

環境保全効果

箱能書の採用(別紙でのペラ能書を廃止)アイテムを拡大したことにより、35,975万円の費用節減効果がありました。これは紙重量で87tになり、樹木換算すると2,596本を伐採せずにすんだという環境保全効果がえられました。

エネルギー消費量に関しては、エネルギーの天然ガスへの変換により、それ以外のエネルギーが以前と比べ大幅な消費量減少となりました。
省エネルギーや省資源に対しても積極的に取り組んでおり、全体で6億795万円の費用節減効果がありました。

環境保全効果 前年度実績
(基準期)
今年度実績
(比較期)
2017年度保全効果 2016年度保全効果 2015年度保全効果
事業活動に投入する資源に関する環境保全効果 エネルギー消費量の減少(電力) 14,168,910KW 20,456,101KW -6,287,191KW -1,826,602KW -75,692KW
〃(重油) 260,000L 219,500L 40,500L -1500L 14,850L
〃(灯油) 153,178L 172,000L -18,822L 4,822L 2,520L
〃(天然ガス) 1,196,454Nm3 2,270,119Nm3 -1,073,665Nm3 -388,761Nm3 -28,735Nm3
事業活動から排出する環境負荷及び廃棄物に関する環境保全効果 環境負荷物質排出量の減少(CO2 9,711.5t 16,177.8t -6,466.3t -568.6t -614.6t
廃棄物等排出の減少 2,509.6t 2,811.0t -301.4t 231.2t -80.7t
環境保全効果 前年度実績
(基準期)
今年度実績
(比較期)
2017年度保全効果 2016年度保全効果 2015年度保全効果
環境保全対策に伴う経済効果(実質的効果)
費用の節減 省エネルギー、省資源による費用節減 54,889万円 42,676万円 26,928万円
資源再利用による廃棄処理費の節減 13,062万円 13,203万円 6,465万円

環境保全コストの参考データ

環境保全コストをコストの性格に注目して分類しました。
投資に関しては環境に配慮した省エネ対応設備の採用に重点を置きました。
費用面では廃棄物等の発生抑制や適正処理、資源の循環的利用の推進、等に積極的に取り組んでいます。

(単位:万円)

環境保全コスト(環境保全対策分野に応じた分類)
分類 主な取組の内容 投資額 費用額
(1)地球温暖化対策に関するコスト LED照明器具交換 111 650
(2)オゾン層保護対策に関するコスト インバータ仕様空調機更新 1,671 627
(3)大気環境保全に関するコスト 集塵機追加 1,440 10,991
(4)騒音・振動対策に関するコスト 防音壁設置 455 181
(5)水環境・土壌環境・地盤環境保全に関するコスト 排水処理場設備維持 1,497 6,314
(6)廃棄物・リサイクル対策に関するコスト リサイクル負担金 781 24,930
(7)化学物質対策に関するコスト 生分解原料の採用 0 22,468
(8)自然環境保全に関するコスト 場内植栽管理 23 949
(9)その他コスト 管理運営コスト他 93 2,193
合計 6,071 69,301

環境保全効果の参考データ

2006年度より、事業所単位での環境保全効果の集計を行っており、原単位効果は前年、当年とも事業所単位での生産量およびエネルギー消費量に基づいて計算しております。

生産資源消費量は市場状況による生産量のほか、気候や社会状況など、様々な要因により変動します。そのため、コーセーでは総消費量と、原単位消費量との双方から環境保全効果を分析しております。

主要生産拠点における生産量推移

(単位:1,000打)

  2017年度 前年比 2016年度 2015年度
コーセー 狭山事業所 5,425 95.6 5,676 5,004
コーセー 群馬事業所 8,703 104.9 8,298 8,540
アルビオン 熊谷事業所 2,473 130.3 1,898 1,827
合計 16,601 104.6 15,872 15,371

外注加工による生産量は含めておりません。

実総消費量・原単位換算環境保全効果の推移

各消費総量は、集計範囲内における確実な根拠に基づいて算出される実質的消費量のみとしております

各表中の棒グラフは総量(左目盛)、線グラフは原単位1000ダースあたりの量(右目盛)を表しております。

電力消費の棒グラフの上部は自家発電による電力です。

2017年度の集計について

環境会計につきましてはグループ経営の観点から、株式会社コーセーのほか国内生産子会社も集計範囲に含めております。

集計期間 2017年度(2017/4~2018/3)
集計範囲 株式会社コーセー、主要関係会社
(株式会社アルビオン、コーセーインダストリーズ株式会社、株式会社アドバンス)
集計基準 『環境会計ガイドライン2005年度版』及び『環境報告ガイドライン2018年度版』に準拠

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