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株式会社コーセー 代表取締役社長 小林 一俊 Kazutoshi Kobayashi

新しいコーセーにご期待ください

株式会社コーセーは2016年3月2日、創業70周年を迎えました。
創業者の小林孝三郎は、太平洋戦争の終結した半年後の1946年、日本の経済が極度の混乱状態にあった中で化粧品事業をスタートさせました。
本来、化粧品は人々の美しさと健康な生活を守るためのものであり、敗戦で疲弊した人々の心に、必ずや夢と希望を与えることができると信じてコーセーを立ち上げました。
その決意を裏付ける言葉として、当時の設立趣意書の中に「新日本建設のために‥‥」と記されていますが、小林孝三郎は、モノさえあれば何でも売れた時代にあっても品質にこだわり、売り方にこだわった経営を続けてきました。どんな時でも、お客さまには最高の品質の化粧品を、責任を持ってお届けしたい――だからこそ、コーセーは創業当初から研究開発と生産施設の充実、そして販売体制の確立には何よりも力を注いできました。
おかげさまで、このようなコーセーの姿勢が多くのお客さまからご支持をいただくとともに、お届けする化粧品に高い信頼をお寄せいただくことができ、70周年の今日を迎えることができました。改めて皆さまのご支援に心よりお礼申し上げます。

なお、弊社は来年の3月までの1年間を“KOSÉ 70th YEAR”と位置づけ、多くの皆さまに、さらに質の高い価値を提供し、同時に弊社に対するご理解を深めていただくために、様々な取り組みを進めてまいります。

そのいくつかをご紹介しますと、まず生産設備のさらなる充実のために、現在群馬県伊勢崎市にある群馬工場の敷地内に新生産棟の建設を進めております。来年度中の稼働を予定していますが、最新鋭の生産設備を備える新生産棟の完成によって、狭山工場(埼玉県狭山市)とともに、世界の消費者から高い信頼をいただいている「Made in Japan」の価値を生み出し続けている国内生産拠点の生産能力が飛躍的に高まりますので、従来以上に多くのお客さまに、より高品質の商品をお届けできる態勢が整うことになります。

もう一つは、このほど公表させていただいた、新研究施設の建設です。独創的な化粧品の創出と品質の追求にこだわった創業者の精神は、現在でも脈々と受け継がれています。その伝統を具現化させる拠点として、この70周年を機に新たな研究所を設置することといたしました。弊社の研究施設は、現在3つの研究拠点に分散されていますが、今後は新設する基盤研究所と既存の製品研究所の2拠点として創業の地、東京・王子(北区栄町)に集約し、より効率的にお客さまのニーズを研究に反映できる体制づくりを進めてまいります。

(左)群馬工場 新・生産棟イメージ図 (右)新・基盤研究所イメージ図

弊社の製品のうち、最も多くの皆さまにご愛用いただいているもののひとつに「雪肌精」ブランドがあります。最初の化粧水「雪肌精」を発売してから30年を超す年月を経ていますが、これほど多くの皆さまから長年にわたり支持され続けている化粧品はそうは多くないと思います。化粧水だけの総売上本数も累計で5,000万本を超えるまでになり、今や時代や世代、そして国境をも超えて世界中のお客さまに愛される、日本を代表するロングセラー化粧品に育ちました。私たちは、このように優れた化粧品をもっともっと多くの皆さまにご紹介し、お届けしていきたいと考えています。
そこで、この「雪肌精」ブランドについては、今年の4月から新しい販売カウンターによる販売を百貨店で開始いたしますが、この販売カウンターの設計を、2020年の東京オリンピックの新国立競技場を担当することに決まった隈研吾氏にお願いいたしました。
「雪肌精」は、効果の確かさと使い心地の良さが、世界中のお客さまから大変高く評価されておりますが、その深い瑠璃色のボトルの美しさも大変好評で、特に海外のお客さまにとっては、潔さ、奥ゆかしさが、日本の「和の心を想起させる」とのことで人気を博しております。そこで、この雪肌精の持つ独特の世界観を、よりグローバルに、より効果的に発信していきたいと考え、私自身が旧知の間柄であった隈氏にご相談させていただいたところ、光栄にも自ら売場のデザインを手がけてくださることになったのです。
新しいカウンターは和紙や木材を活用して“日本の美”が具現化され、雪肌精の持つ透明感や凛とした佇まいが見事に表現いただけていると思います。皆さまも機会がありましたら、是非立ち寄っていただき、雪肌精の世界を感じ取っていただければ幸いです。

隈研吾氏の手による、新・「雪肌精」グローバルカウンターイメージ

また、弊社のもう一つの看板ブランドである「DECORTÉ」においても、このほど、ニューヨーク発祥の高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」での発売開始を皮切りに、世界最大の化粧品市場である北米市場への進出を果たしました。さらに、発売10周年を迎えた人気ブランド「ジルスチュアート」においては、既にアジアを中心とする海外市場でも大変高い評価をいただいているほか、独自の世界観を生かし化粧品以外の事業領域にも拡大した新業態店舗「JILL STUART Beauty & PARTY」をオープン、大変ご好評をいただいております。
このように、我々は今後、国境を越えてグローバルに、そして従来の枠組みに囚われず、自らの限界の枠を設けることなくボーダーレスに、その活動の場を拡大していく所存です。

(左)北米のサックス・フィフス・アベニューで発売した「DECORTÉ」 (右)ジルスチュアートの新業態店舗「JILL STUART Beauty & PARTY」

この他にも70周年を節目として様々な取り組みを進めてまいりますが、今まで多くの皆さまからご支持いただいている“普遍的な価値”を持つ伝統は堅持しつつも、豊かで健やかな未来を見据えて“新たな時代を創る価値”の追求にチャレンジしてまいります。私たちの生活はますますグローバルに、そしてボーダレスになっていきます。コーセーグループ各社は、独自で多彩な化粧品を通じて皆さまに寄り添いながら、美しさと幸せをお届けし続けていくことができるように、全力を尽くしてまいります。ぜひ、今後ともよろしくご支援くださいますよう心からお願い申し上げます。

2016年3月2日 K.Kobayashi

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